人気風水師・李家幽竹先生が指南 #02 月夜を満喫できる星野リゾートの宿で、水の気を得る!
人気風水師・李家幽竹先生が指南、星野リゾートで開運旅。 2017.09.19
「フィガロジャポン」でもおなじみの人気風水師・李家幽竹さんいわく「風水旅行は、自分に足りない運を取りに行くアクション。旅先の気をいただくことで運気を上げられる、即効性のある開運術です」。
なかでも水の気を持つ2017年は、ゆったりとリラックスすることが肝心なため、宿選びも重要。そこで、極上の旅を演出してくれると評判の星野リゾートから、今年訪れるべき開運宿を厳選しました!
8月からスタートした、2018年1月までの全6回連載。第2回目は、今年おすすめの開運アクション「月夜を楽しむ」イベントが開催される、3つの宿をご紹介。月が美しい季節とともに、夜の時間を充実させて、運気を上げていきましょう!
旅先で味わう特別感のあるお月見で、運気にも潤いを。
「今年は、水の気を持つ“夜の時間帯”を楽しめば楽しむほど、開運できる年」と李家さん。特に「秋の夜長」とうたわれるこの時季は、夜の時間を満喫するのに最適。旅先でも、充実した夜を過ごすことで、楽しみながら運気をアップさせてみたい。
また、今年はさらに“月”を眺めることが、強力な開運アクションに。月は水の気を象徴するモチーフであるため、水の気がもたらすさまざまなパワーを増大させてくれるのだとか。
今回紹介するのは、秋の夜長にお月見を楽しめる、期間限定のスペシャルなイベントが魅力の宿。日常から離れた空間で体験する月光浴は、また格別な感動がありそうだ。静かな秋の夜空に浮かぶ、冴えた月の光を全身に浴びながら、体内の水の気を美しく浄化し、たっぷりと潤わせよう。
星野リゾート 界 加賀
月うさぎ伝説の「月呼ぶおもてなし」で、運気を活性化。
多くの文化人を迎えてきた老舗旅館の歴史を継承しながら、モダンな感性を融合させて生まれ変わった温泉宿。加賀友禅など伝統工芸をちりばめた客室や、北大路魯山人の思想が生きる料理、迫力の加賀獅子舞など、雅な加賀文化に浸りながらの滞在が楽しめる。
11月6日まで実施される「月呼ぶおもてなし」は、江戸時代から伝わる月うさぎ伝説がテーマ。ぴょんと跳ねるうさぎは、発展の気を持つため、よどんだ水の気を刺激して運気を一新。仕事や恋愛がうまくいかないなど滞りがちな場合にもおすすめだ。
「観月茶会」は、ここならではのユニークなお月見体験。茶庭のテラスで、金沢金箔で化粧されたランプを月に見立てて愛でながら、山中漆器のうつわでお酒や甘味をいただける。漆には財運、事業運を上げてくれる効果があるそうなので、これもまた見逃せない。また、同時期には、月うさぎ行燈のライトアップや「水引うさぎ」作り体験も。水引糸が持つ縁の気をうさぎモチーフが活性化してくれるため、良縁を呼び込むだけでなく、うれしい方向に発展させてくれるかも。
名旅館「白銀屋」の歴史を受け継ぐ「星野リゾート 界 加賀」。紅殻格子(べんがらごうし)が印象的な伝統建築棟は、国の登録有形文化財だ。背後には新築された客室棟が、伝統建築の風情にマッチするようにデザインされている。
客室は、全室にローベッドとソファを設置。また寝室のパネルやベッドライナーなどに加賀友禅などのモチーフをあしらった「加賀伝統工芸の間」となっている。全48室中18室は、温泉露天風呂付きという贅沢さもうれしい。


「観月茶会」で使われる山中漆器は、漆の素材自体に財運が。いい漆を普段使いするとグレードを引き上げてくれる効果があるので、ぜひお土産にしてみたい。「水引うさぎ」作り体験は、女性限定イベント。オリジナルキットで、愛らしいうさぎ形の栞作りが楽しめる。
星野リゾート 界 加賀 ホシノリゾート カイ カガ
住所:石川県加賀市山代温泉18-47
tel : 0570-073-011(界予約センター)
施設、料金:全48室 1名¥27,000~(1室2名、2食付き)
チェックイン15時、チェックアウト12時
アクセス:JR加賀温泉駅より車にて約10分
http://kai-ryokan.jp/kaga
▶体内を浄化し新たな気付きを与えてくれる、月夜を楽しむ旅へ。
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星野リゾート リゾナーレ熱海
海上に浮かぶ幻想的な月が、新たな気付きをくれる。
熱海の高台に位置する「リゾナーレ熱海」は、全室が開放的なオーシャンビュー。65㎡〜という広々とした客室は、空と海を思わせるブルーを基調としたデザインも心地よさを演出してくれる。最上階には、昨年誕生したソラノビーチBook&Caféが。遠く相模湾を一望できる空間は、足元に白砂が広がり、ドリンク片手に南国ビーチの雰囲気を楽しめるライブラリーだ。
そしてここでは、11月3日〜6日の4日間、ロマンティックなイベント「ムーンロードバー」を開催。照明を最小限に抑えた室内から望めるのは、月光が海面に描き出す月の道“ムーンロード”ときらめく熱海の夜景。月と夜景のコンビネーションは、体内に潜む悪い細胞を清浄化。
また、水辺に浮かぶ月は水の気の流れを表し、これまで気付かなかったことに気付かせてくれる。期間限定のオリジナルドリンクをお伴に、満月の神秘的な輝きを堪能したい。
伊豆七島がデザインモチーフというアクティビティラウンジは、海を望める大きな窓と吹き抜けが開放感たっぷり。クライミングウォールやクラフトコーナーもあり、親子で楽しめるエリアになっている。
写真集や旅の本など約600冊の本を自由に読める、ホテル最上階のソラノビーチ Book&Café。21時以降は12歳以上のみ入店可能な時間帯になるため、落ち着いた憩いのひとときを満喫できそう。
「ムーンロードバー」では、夜景をイメージしたカクテルや、月の満ち欠けがコンセプトのハーブティーなど、期間中だけのオリジナルドリンクも。月を見ながら飲むお酒には運気のデトックス効果があり、月の満ち欠けハーブティーには水の気を整えてくれる効果があるそう。ぜひ飲んでみたい。
住所:静岡県熱海市水口町2-13-1
tel : 0570-073-055(リゾナーレ予約センター)
施設、料金:全77室 1名¥19,400〜(1室2名、2食付き)
チェックイン15時、チェックアウト12時
アクセス:JR熱海駅より送迎バスにて約20分
http://risonare.com/atami
▶脱デジタルで感性を研ぎ澄ませる、南国リゾートへ。
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星のや竹富島
満月の夜の海で“脱デジタル”。感性を研ぎ澄ませに行こう。
竹富島は、珊瑚礁が隆起してできた周囲9.2kmの美しい小島。この離島の集落に、「現代を休む日」をテーマに全48室の客室が点在する。澄んだ青い海と空、琉球赤瓦の街並み、かすかに聞こえてくる三線の音色。ゆったりと流れる島時間の中に、心身ともにリセットできる上質な空間が広がっている。
そしてこの秋、そんな極上のリゾートが提案するのは、10月3日〜7日、11月2日〜6日、12月2日〜6日の各期間限定で開催される2泊3日のプログラム「脱デジタル滞在」。“脱デジタル”は、風水的にも、火の気をリセットし、感性をリフレッシュ。
なかでも、満月の日の夜に行われる島たこ捕り体験は、まさに今年にふさわしい開運アクションといえる。月明かりを頼りに海に入るのは、水の気に身をゆだねる行為。さまざまなことに敏感になれて、感覚が研ぎ澄まされていく。さらに、たこには、ものごとを循環させ繋いでくれる運気が。溜まっていた日々のストレスや悩みごとを好転させる、冴えたひらめきを得られるかもしれない。
客室は、竹富島の伝統建築を踏襲した木造平屋造り。リビングは、フローリングと琉球畳の2タイプ。ゆったりとくつろげるソファや、開放的なバスタブがしつらえられ、どこに居ても心地よい南風を感じることができる。
レストランでは、世界大会への出場経験もある日本トップレベルのフレンチシェフが腕を振るう。島特有の食材やハーブを使用し、フランス料理の技法を用いた“琉球ヌーヴェル”を提供。見目麗しい料理をいただいて、水の気もたっぷりと吸収したい。
2泊3日の「脱デジタル滞在」プログラムは、島のおじいに教わる島たこ捕り体験をはじめ、名人による三線のプライベートレッスンや、オールハンドのオイルトリートメントなど、盛りだくさんな内容で心身を整えられる。
住所:沖縄県八重山郡竹富町竹富
tel : 0570-073-066(星のや総合予約)
施設、料金:全48室 1泊1室¥63,000〜(食事別、税・サ込)
チェックイン15時、チェックアウト12時
アクセス:石垣港からフェリーで約10分の竹富港より送迎車にて約10分
www.hoshinoya.com

お話を伺ったのは...
風水師・李家幽竹(りのいえゆうちく)
韓国・朝鮮王朝の王族、全州李氏19代目風水師。「風水とは環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行い、その女性らしい独自のセンスで展開する風水論をもとに、開運のスペシャリストとして多くの女性たちが支持。毎年15冊以上のベストセラー書籍を出版するなど著書も多数。出版書籍は100冊を超える。http://yuchiku.com
collaboration : YOSHIFUMI AOKI, texte : HARUKO MURAKAMI