うつわ好きなら湘南へ! 陶芸&金継ぎ体験とおいしい料理。

鎌倉ウイークエンダー 2022.02.11

長谷川真弓

湘南で人気作家に習う、陶芸&金継ぎ1dayレッスン。

湘南に遊びに行くなら、観光やグルメだけではないちょっと特別な体験をしてみませんか。たとえば、いつかやってみたいと思っていた金継ぎや陶芸を、人気の陶芸家が教えてくれるワークショップ。1日のレッスンで完結するので、気軽に参加できるのも魅力。また、作家のうつわに出合えるおいしい店も紹介します。

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アットホームワークスのアトリエ。エントランス部分のショップでは作品を購入することもできる。

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#01.At Home Works(アットホームワークス)の陶芸ワークショップ
日常に寄り添う器をつくる。

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絶妙な色合いで、シンプルなのに存在感のあるアットホームワークスの酒器。片口¥6050 photo: At Home Works

春の海を思わせるような穏やかな色やフォルム、森の木々のような深みのある色……。アットホームワークスのうつわには自然の揺らぎやきらめきがとじこめられている。主宰するのは鎌倉を拠点に活動する陶芸家、林彩子さん。

絶妙なニュアンスのある器は鎌倉ローカルの間でも非常に人気があり、おしゃれな友人の家に遊びにいくと彼女の作品に出合うこともしばしば。

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ワークショップは手ろくろを使ったり、型で成形したりとさまざまな作り方を学べる。※撮影時のみマスクを外しています。

海からほど近く、すぐ横を江ノ電がガタンゴトンと走るアトリエでは、月に2回ほどワークショップを行っている。「うつわを作る楽しさ、使う楽しさを知ってほしい」と、作っただけで満足する作品ではなく、日々生活する中で実際に使えるものづくりをテーマにしている。

カップ&ソーサー、豆皿、ビアマグなど、その月によって作るものが違うので、毎月のように通って家族分のうつわを揃えていくリピーターの方も多いのだとか。

ただし、「まったくの初心者だし、ひとりだと入りづらいかな」と躊躇する必要はまるでなく、初めて参加しても居心地よく過ごせる温かい空間となっている。おうち時間の多いいま、自分の作った器で日々の暮らしににほんの少し彩りを添えてみては。

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アットホームワークス林彩子さん。コロナ渦で子どもと一緒に海や山で過ごす時間が増え、自然の持つ奥行きのある色にいままでよりもさらに深く惹かれて新たな作品作りに生かしているのだそう。photo: At Home Works

アットホームワークス
At Home Works
藤沢市片瀬4-3-1アトリエ At Home Works
tel: 非公開
不定休
http://athome-works.com

2月のワークショップ「おうちのお皿をつくろう」
2/18(金)10:00~12:30、14:00~16:30
2/19(土)10:00~12:30、14:00~16:30
料金: ¥6000 
※各回定員6名まで。終了時間は目安。

※問い合わせはメールにて。atelier.athomeworks@gmail.com

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>>アットホームワークスのうつわに出合えるお店。
【鎌倉】ソウビ|sawvi

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大豆あんロールケーキ¥660。福井県産大豆「里のほほえみ」を使用した大豆あんには、甘糀と生味噌が混ぜ込まれており、しみじみとしたおいしさ。甘糀ラテ¥770

自家農園にて無農薬でつくった甘糀をふんだんに使った料理や飲み物を味わえるカフェ、ソウビ。大豆コロッケ定食(¥1980)や季節のパフェ(¥1650〜)が人気で、遠方からもカフェ好きが訪れる人気の店だ。ここで提供されるうつわはすべてアットホームワークスのもの。写真の、落ち着いたブルーグレーが美しい皿はソウビをイメージしてつくられた「凪」シリーズ。白化粧が施されたカフェオレボウルも人気の作品。店の2階ではうつわの販売も。

ソウビ
sawvi
神奈川県鎌倉市浄明寺5-6-1
tel: 0467-37-5188
営)11:00〜18:00
休)水
https://sawvi.jp

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#02.ucacoceramics(ユカコセラミックス)の金継ぎワークショップ 欠けたうつわが生まれ変わり、新たな魅力が加わる。

 

 

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ろくろを使わずに手で成型した、代表作の「おめかしシリーズ」。photo: ucacoceramics

縁の波打つようなラインに金彩が施された、洗練と同時にラフな印象も与えるユカコセラミックスの器。そんな華やかさとスタイルのあるうつわは、葉山のセレクトショップWEL’L(ウィール)や逗子のセレクトショップ、ズーカなどに置かれ、うつわ好きの女性たちから人気を集めている。

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優しく丁寧に教えてくれるので、初心者からも大好評のワークショップ。一度習えば自宅でもできるため、自宅用のキットも販売。photo: ucacoceramics

金継ぎは本漆を使って欠けたり割れたりした器を修復する、日本の伝統的な技法。ただ、乾かすのに何カ月もかかったり、漆で手がかぶれてしまう場合もある。ユカコセラミックスが開催する「モダン金継ぎ」は、合成樹脂で埋めて、塗りには真鍮の粉と新うるしを混ぜたものを使うため、その日に持ち帰ることができるのだ。

また、欠けてしまった部分にガラスや陶片などを埋めて修繕をすることもできるので、異素材ミックスが楽しめるのも「モダン金継ぎ」ならでは。

アトリエは鵠沼にあるが、湘南のレストランやセレクトショップなどでもワークショップを行っている。2時間ほどでできるので、鎌倉方面に出かけるついでのお楽しみにも。

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陶芸家の田中優佳子さんは、バイヤーなどアパレル業界で20年ほど働いたのちに陶芸の世界に入ったという経歴の持ち主。葉山に住み、周囲の自然からインスピレーションを受けた作品づくりを行っている。photo: ucacoceramics

ユカコセラミックス
ucacoceramics

神奈川県藤沢市鵠沼松が岡2-19-12 オーガニックグリル鵠沼海岸敷地内
tel: 0468-75-5251

https://ucacoceramics.com


少人数制プライベートレッスン
料金: 1人¥4800~(3名から)
※詳しくは、インスタグラム@ucacoceramicsを参照。

問い合わせ https://ucacoceramics.com/contact

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>>ユカコセラミックスのうつわに出合える店。
【逗子】和酒ビストロ コヤ|KOYA

 

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写真手前: 「静岡県下田の天然イノシシのロースト」¥2880〜。金柑のコンフィとふきのとうのソースを添えて。写真奥: 「佐島産メジナのカルパッチョ」¥1280〜。メジナを神経締めし、フレッシュなハーブをあしらった春の香りを感じる一品。

もともとはフランス料理で15年腕を磨いたというシェフの小山さんがつくる料理は、素材の新鮮さにとことんこだわる。店の代名詞ともいえるジビエは皮を剥ぐところから始まりすべて自身でさばくため、もともと苦手でもこの店のジビエは臭みがまったくなくておいしい!と、すっかりハマってしまう人が後をたたない。魚や野菜も採れたてのものを使った、センスあふれる料理が味わえる。うつわはユカコセラミックスのほか、料理に合わせてさまざまな陶芸家の作品を揃えている。豊富なラインナップの酒と料理の組み合わせも多彩な人気店だ。


和酒ビストロ コヤ
KOYA

神奈川県逗子市逗子5-4-37
tel: 046-884-8077
営)17:00〜23:00L.O.(2月現在は21:00閉店)
休)水
インスタグラム: @washu_bisutro_koya

 

photography & text: Mayumi Hasegawa

長谷川真弓

出版社で女性ファッション誌の編集に携わり、2011年に独立。現在はフリーランスのエディター兼ライターとして雑誌やウェブなどで活動中。19年に都内から鎌倉へ移住。小学生の娘と幼稚園児の双子の母。

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