バンコクと、ガルフと、シネマに恋して。

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「素敵な表紙、撮れそう?」

「猛暑の中を、ずっと外で撮影対応してくれます、ガルフさん、めちゃくちゃいい人です!」

これは今年の4月末、東京とバンコクの担当者で交わされていたLINE上の会話です。バンコクの麗しいスター俳優が、熱帯の外気の中、ハイブランドの服を纏って全カット撮影させてくれるとは夢にも思いませんでした......。

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ガルフさんがフィガロジャポン7月号(5月20日発売)に登場することをSNSで告知し始めたら反応してくださるファンの方々がたくさんいて、そのコメントでガルフさんの人柄まで伝わってきました。道行く猫にまで優しい、という撮影担当者の観察は私もSNSで知りました。

ガルフさんの魅力ももちろん、いまハイパーモダンに進化しているバンコクという都会の魅力もあいまって、予約の段階から、そして書店に並んで数日しか経っていないのですが、今号とても好調です。

私的に推しの企画はナワポン・タムロンラタナリット監督へのインタビュー。監督オススメのバンコクの注目スポットがまさにトレンドのカルチャースポットでもあったことは、やっぱりナワポンさんはセンスいい!としみじみ。『ハッピー・オールド・イヤー』(2019年)や『フリーランス』(15年)など、ライト感覚なのにメッセージがしっかりした作品ですので、ぜひご覧ください。

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そしておしゃれな夜のバンコクを彩るバーの中でも、『プアン/友だちと呼ばせて』(21年)という王家衛がプロデュースしたタイ映画のセットをそのままバーにしてしまったスペースなど、映画好きにはたまらない! さすが世界のトップバーが集まるアジアの都市です。

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Kセレブの次に人気が出そうなTセレブが集うバンコクにはファッションも独自のおもしろさがあります。

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そして旅のいちばんのお楽しみはやっぱりグルメ。ローカルフードや市場の賑わい、カフェにいたるまで、旅人を飽きさせない豊かな食文化が体験できる、それこそがバンコクです。

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今号は、24-25秋冬プレタポルテのトレンド分析でファッションの学びを、そして美容はフィガロジャポンが考える100年美容において、肌・脳・腸・骨・血管など身体の美しさをキープする重要な役割を担っているのは実は筋肉!というセオリーを展開します。

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旅も、ファッショントレンドも、健やかなカラダつくりも、実はすべてがアールドゥヴィーヴル(暮らしの美学)に繋がる、と考えながらフィガロジャポンを作っています。

掲載した情報が読者の方々の体験に昇華できますように!

フィガロジャポン編集長 森田聖美

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