年を重ねると、小さくて高価なものがより愛しく、より「欲しく」なります。ずっと残るもの、身に着けている姿を自分自身で確認できるものを傍らに置いておきたくなるのでしょうか。
「私を輝かせる時計&ジュエリー。」特集が今号の巻頭企画です。

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このゴージャスなダイヤモンドはカルティエのハイジュエリーです。2億円以上!の輝きです。ジュエリー好きな方はご存知だと思いますが、ダイヤモンドには等級があってラグジュアリーメゾンはもちろん最高ランクのダイヤを扱います。純度、大きさなどストーンの持つ魔力は果てしない......工芸品レベルですよね。

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もうひとつの表紙には、timeleszの寺西拓人さんにご登場いただきました。発売前からSNSで「テラざかり? テラもり? 読み方どっち?」という問いかけの投稿をいただきました。もう片方の読み方を思いつきもしなかった、いかんいかんと反省です。こちらは「テラもり」が正解です。ギガ盛りならぬ、もっと上の単位「テラ」で輝く存在、という意味を込めています。表紙はスマートでエレガントなスーツ姿ですが、中面のページではアメリカンカジュアルでシンプルなコーディネートに。ジュエリーが映える着こなしでカメラの前に佇んでくださいました。

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先にも少し触れましたが、ジュエリーや時計は、纏うこと重視のファッション的な楽しみ方と工芸品を愛でるような楽しみ方の2種類があるかと思います。

今号では、どんなふうに時計宝飾を堪能しているか、ともさかりえさんに私物コレクションを見せていただきました。

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年齢を重ねて装飾性の高いジュエリーに惹かれるようになった、と語るともさかさん。

他にも作家の山内マリコさん、料理家の長谷川あかりさん、ファッションディレクターの龍淵絵美さん、スタイリストの濱本愛弓さんが、自身のコレクションを披露。みなさん時計宝飾には選ぶ時も贈られる時も物語があって素敵です。

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こちらはもう少しファッションとしてコーディネートしたい方々におすすめしたいアイテムをピックアップ。個性的なデザインが効いていて、スタイリングのアクセントになること間違いなしです。

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昨年2024年も企画したテーマで、フィガロエディター全員集合で欲しいブランドの欲しいアイテムについて想いを語りながら紹介するページです。今回は時計のみの競演。今年100周年となるアールデコへのオマージュであったり、海、星空、作家、スタイリングポイント、いい男目線、シャーロット・ランプリングになりたいなど、編集者のアタマの中はやっぱりおもしろい!と思える内容なのでぜひ読んでみてください。加えて、登場するほとんどが有名人気ブランドの新作がメインです。

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また、今号から短期集中新連載スタートです。セリーヌの連載なのですが、アーティスティック・ディレクターが新たにマイケル・ライダーになり、コーディネートのおもしろさ、色彩の豊かさが目立つコレクションとなりました。そんな新生セリーヌを5回にわたってフィガロジャポンでおなじみのスタイリストたちが自分色に染め上げていくテクニックや思考を見せる内容です。初回は飯田珠緒さん。現在のセリーヌはランウェイにもコーディネートのヒントがたくさんあって、10月のパリファッションウィークでも話題が集中しました。

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そして......これが来ると年末を感じる! フィガロのベストコスメ=ボーテスター賞。今年は美容液に近い優秀なローションが多出。またUV下地の進化が半端ないので、通年紫外線から肌を守り続けてくださいね。

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こちらも35周年の集中連載、「アールドゥヴィーヴルへの招待」。各回読み続けると、フランスのビジネスのありかたや女性の働き方、カルチャーへの造詣の深さなどがかなり理解できます。今回は文化のレガシーを守る女性たちにフォーカス。ファッション、美術館、コスメ、音、などあらゆるカルチャーの真髄を守ろうとするフランス的アティチュードに感嘆します。

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女性の働き方の連鎖でこちらは本国版フランスのマダムフィガロから輸入したプロジェクト、Business with Attitude。今号では「楽しく働くリーダー的存在の女性たち」をピックアップし、その考え方や仕事内容を紹介しています。12月11日には彼女たちを表彰するイベントも行います。フィガロジャポンが行うイベントの中で、1年で最も大きい規模のものです。パンデミックの間に始まり、リアル開催になって4度目、だんだん参加人数が増え、豊かな人生観で働く女性たちのコミュニティが広がってきました。

そして最後に......

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フィガロにとって石井さんの言葉なしには1年を終えられません。2026年がどのような年になるのか、特に上半期にフォーカスして紹介。「自身を占う」だけでなく極上のエッセイを味わうような気持ちでお読みください。毎回書いていますが、ご自身の星座のところだけでなく、家族や友人の星座の部分も読んでみてくださいね。思わぬ発見がありますよ!

フィガロジャポン編集長 森田聖美

編集KIM=編集長森田聖美 2024年よりフィガロジャポン編集長。フィガロ歴約30年。旅、ファッション、美容、カルチャーなど、現場時代はマルチで担当。多趣味だが、いちばん大切にしているのは映画観賞。格闘も好きでMMAなどよく観戦に行く。旅は基本的にひとりで行くのが好み。チミーグッズをこよなく愛する。

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