スタイリストの佐藤奈津美が考える、10年後も愛せるドレスとは?

自分のスタイルを大切にするスタイリストやエディターなどファッションのプロに、いまも愛用し10年後もきっと好きなものを聞きました。エターナルかつ自分らしいスタイルを作る上で欠かせないものとは?
今回はスタイリスト佐藤奈津美さんの、10年後も愛せる名品をご紹介。

スタイリスト・佐藤奈津美さん
▶︎▶︎30〜40年代のヴィンテージドレス

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「3年ほど前に友人たちと群馬にドライブに行き、立ち寄ったヴィンテージショップでひとめぼれ。ヨーロッパの民族ドレスか、ファーマー系のワンピースかと。当時、5年後、10年後の方が自分がしっくりくるんだろうなと思って購入したのを覚えています。

布の間がゆるめの刺繍でつなぎとめられていたりと繊細なドレスですが、なぜか着るとリラックスできるパワーがあります。かなり昔のものなので、買った時に肩の後ろは破けていて友達に縫ってもらいました。そんな思い出も詰まった一着です。

シーンとしては、気張らないときや旅行などリフレッシュしたいときに一枚でさらりと着ることが多いです。10年後は、自然の中で動物に囲まれながら、このドレスにレースのカーディガンを羽織った姿で、裸足で駆け回ったり過ごしたりしていたいですね」

佐藤奈津美/NATSUMI SATO
スタイリスト
福島県出身。高校を卒業後鉄道会社に入社し、3年駅員を務めた後、ファッション業界を目指して伊藤信子氏に師事。2022年1月に独立。
Instagram:@satou__natumi
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