Parisienne file vol. 55 エマニュエル・ウーヴ/モデル兼コンサルタント スタイリングの仕上げに選ぶ、パリジェンヌのサングラス。
パリジェンヌファイル 2021.10.03
パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、モデルやビューティブランドのコンサルタントとして活躍する、エマニュエル・ウーヴが登場。サングラスとヘアのバランスをチェック。
「昔からビジューは興味がなくて、母や祖母から受け継いだ品もあまり出番がないまま。フィアンセからの誕生日やノエルの贈り物もビジューではないものをリクエストするほどなの(笑)。その代わりにサングラスが大好きでアクセサリーのように毎日愛用しています。外出前のスタイリングの最後にその日の気分でどれをかけるか、チョイスするのが楽しいんです」
選んだサングラスによって、ヘアスタイルを変えたり、時には服を着替えたりと、エマのスタイリングに欠かせないメインアイテム。ヴィンテージの一点物から、ファッションブランドの新作、メガネ専門店のこだわりのデザインなど、20点くらいをコレクションしているそう。
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夏にヘビロテ、3つのサングラス。
トランスペアレントなフレームにブルーのグラデーショングラスのデザインは、偶然通りかかったパリ6区のメガネ専門店で購入。きっちりまとめたシニョンでシックなスタイリングに。
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ローズゴールドのメタルフレームにひと目惚れしたサングラスは、パリジェンヌに大人気のアイウエアブランド、Jimmy Fairly(ジミー・フェアリー)。さらりと髪をなびかせてハードな印象のメタルフレームをフェミニンに。
jimmyfairly.com
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ファッションブランドの中でも特にアイウエアに定評があるセリーヌの一点。「デザイン、機能性、付け心地、すべてが優秀」とエマニュエルがヘビロテしているデザイン。タイトなまとめ髪でモードな雰囲気に。
1992年生まれ。ベルギーとの国境近い北フランスの街、リールで育つ。リセの時にスカウトされてモデルの世界へ。同時にパリに拠点を移し、ファッションブランドの広告や雑誌などで活躍中。1年前から韓国のコスメブランド、ブティジュールのフランスのアンバサダー兼コンサルティングを務めている。今年の冬にはフィアンセと一緒に、彼の出身地である南仏アルルに引越しをする予定。
@emmahouv
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako
photography: Yusuke Kinaka, editing: Hiroko Suzuki