Parisienne file vol. 56 ミアコ・ジール=セヤ/学生 パリジェンヌの、少しだけストリートなデニムコーデ。
パリジェンヌファイル 2021.11.06
パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、アートディレクターを目指して勉強中のミアコ・ジール=セヤが登場。まずは彼女のワードローブを拝見。
一年を通じて、ミアコのベーシックなスタイルはTシャツ×パンツ。特にジーンズは大好きでコレクションもかなり増えてきたそう。シルエットはルーズフィットが好みで、大きめのメンズサイズでもキーホルダー用のメタリッククリップでウエストを調整したり、靴紐をベルト代わりにしたり、自由なアイデアで着こなしています。
「スニーカーの紐をベルト風に使うのが近頃スケーターやモデルなどおしゃれ感度の高いパリジャンに流行っているの。カラフルなアクセントになるし、かわいいからお気に入り」
ルーズなシルエットでマニッシュに着こなすか、トップをコンパクトにまとめてフェミニンなエッセンスを入れるか、コントラストを効かせたスタイルが得意。
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メンズライクに着こなす、ジーンズスタイル。
東京の古着ショップで買ったY'Sのシャツにリーバイスのルーズフィットデニムを合わせたラフなスタイル。メッシュの靴はカリフォルニアの人気サーファーブランド、マリブ・サンダルズ。
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モヘアニットのセーターはママからの譲り受けたもの。NYのヴィンテージショップで購入したブーツカットデニムに、ベルト代わりの靴紐と赤いウエスタンブーツがアクセント。
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黒・グリーン・白の鮮やかで大胆なカラーブロックが、シンプルなコーディネートのスパイスに。ノーブランドのニットにヴィンテージのTシャツ、リーバイスのホワイトデニムを合わせて。
●登場したブランド
マリブ・サンダルズ malibu sandals
1999年パリ4区生まれ。経済・経営を専門とするパリ・ドーフィーヌ大学(Université Paris-Dauphine)でマーケティングを専攻。在学中にイギリスとデンマークへの留学を経て、卒業後はファッションスクールIFMに進学。現在はファッションイメージデザインを学んでいる。将来はアートディレクターを目指す。
@miakogirre
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako
photography: Yusuke Kinaka, editing: Hiroko Suzuki