Parisienne file vol. 59 ルィーズ・ルレ=パルマンティエ/学生 ショートパンツで作る、パリジェンヌの春スタイル。

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、アートスクールへ通うルィーズ・ルレ=パルマンティエが登場。定番のデニムをひと休みした春のスタイルは?

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まだまだ寒いけれど、光が春めいてきた今日この頃。そんな季節の変わり目にはファッションで気分だけでも季節を先取りしたいもの。まずは秋から冬にかけて定番だった、デニムスタイルを少しの間休憩して、ショートパンツのコーディネートを楽しみたいというルイーズ。
「スカートは履かないけれど、ショートパンツは大好き。ジーンズをカットオフしたり、ヴィンテージショップで見つけた90年代のレザーパンツや、サマーウールのショートパンツにベーシックなシャツやニットを合わせたいな」
今年らしく大きなつけ襟をアクセントにしたり、カラフルなニットと組み合わせたり、辛口のショートパンツを少しスイートに着こなしたスタイルをチェック。

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ショートパンツ、辛口スタイル。

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メンズの白いシャツはJWアンダーソン×ユニクロ。ニットジレとショートパンツは&アザーストーリーズで購入したもの。ベージュ、白、グレーのニュアンスカラーで優しい雰囲気に。

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着るだけで気分がハッピーになるからと、鮮やかなグリーンは大好きな色。ニットとジーンズは、アクネストゥディオズ。父親のダメージデニムを自分でカットオフ。スカーフは母親から譲り受けたエルメス。

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レトロな花柄がアクセントのつけ襟は&アザーストーリーズ。シンプルなVネックニットにヴィンテージのレザーパンツという辛口な装いに、大きなつけ襟でフェミニンさをプラス。

Louise Leret=Parmentier
ノルマンディ出身の22歳。パリ13区のアートスクールEstienne(エスティエンヌ)入学を機にパリに上京。グラフィックデザイン科でグラフィックデザインを専攻している。2022年の春から半年間ベルリンの広告会社でスタージュ(研修)予定。将来はアートディレクターを目指している。
Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

photography: Yusuke Kinaka, editing: Hiroko Suzuki

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