Parisienne file vol. 60 リヴ・ビュルトー/美術館広報研修生 パリジェンヌ、春ドレスへ衣替え。

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回は、美術館広報を目指して勉強中のリヴ・ビュルトーが登場。

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「普段はデニムスタイルが中心だけれど、春から夏にかけてはワンピースの登場が多くなる。でも、パリジェンヌが好むカシュクールタイプや小花柄のノスタルジックなデザインではなく、ブラックのシャツドレスや、透け感のあるボルドーのドレスなど深い色合いのシンプルな形が私の好みなの」。と話してくれたのは、アート好きなパリジェンヌのリヴ。
今シーズンのはじめにヴィンテージショップで大きな襟のミニドレスに一目惚れ。はじめてトライするデザインのドレスには、デニムジャケットやオーバーサイズのジャケットなどマスキュリンなアイテムを組み合わせて、コントラストを楽しむ予定。マニッシュなレースアップをチョイスしてボリュームのある足元で旬の着こなしに。

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シンプルドレスで、春を満喫!

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大きな襟のミニドレスはヴィンテージショップ、フリープズ スター(freep’s star)で購入。レースの縁取りやミニ丈などガーリーな要素をデニムとブーツで辛口にスタイリング。

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お気に入りのモンキ(Monki)で1年前に買った黒いティアードドレス。祖母から譲り受けたピエール・カルダンのベルトや、スペインメイドのマルシェカゴとスタイリング。

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ドット柄プリントが入ったシフォン素材のワンピースはフランス大手のスーパーマーケットモノプリのもの。デザイナーとのコラボも毎回定評で、モード好きなパリジェンヌにも最近注目されているブランド。

●登場したショップ
www.free’p’star

monki.com

www.monoprix.fr/mode

 

Liv Bulteau
パリ13区生まれ。6区のパリ・カトリック大学で美術史を専攻し、その後ビジネススクールにてMBAを取得。在学中から大手出版社やシネマテーク・フランセーズ、マルモッタン・モネ美術館でインターンシップとして経験を積む。現在はパリ16区のルイ・ヴィトン財団で研修中。将来は美術館広報の仕事を目指している。@livblt
Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

photography: Ayumi Shino, editing: Hiroko Suzuki

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