Parisienne file vol. 68 マエ・ラプレ/モデル・ヴィンテージショップオーナー パリジェンヌの真夏のドレススタイル。
パリジェンヌファイル 2023.06.24
パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回はモデルの一面もありながらヴィンテージショップオーナーとしても活躍するマエ・ラプレが登場。
「夏は断然ドレス派。忙しい朝のコーディネートに悩まず時短で選べるし、⼀枚でさらりとスタイリングが決まるから、ここ数年の夏の定番です」
マエが選ぶのは、カラフルなプリントが中⼼。ヴィヴィッドからパステル、モノトーンとすべての⾊が好きなので、マルチカラーを選んで遊びのある着こなしに。ほとんどがヴィンテージかセカンドハンドで、特にニュアンスカラーの美しさやシンプルなデザインが多い60〜70年代が好みです。仕事とプライベートを兼ねて時間があれば、ヴィンテージショップ巡りに余念がありません。帽⼦やシューズ、アクセサリーとトータルヴィンテージのレトロなエスプリをブルーヘアが今っぽくおしゃれな雰囲気にムードアップしてくれます。
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マエ・ラプレのお気に入りサマードレス3選。
雑誌の撮影で訪れたベルリンのヴィンテージショップでカメラマンが「これ!絶対マエに似合うよ」とプレゼントしてくれた思い出の品。オークションで購⼊したプラダのシューズを合わせて。
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今はなき70年代の南仏ブランド「マンダリン」のキャミソールドレスは、クリニャンクールのヴィンテージショップ、マドモワゼルピンプで⾊とデザインに⼀⽬惚れ。
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オランダ発でパリにショップを構えるビンテージショップ、エピソードはコスパの良いアイテムが⾒つかるので、時々チェック。この80年代のドレスも柄が好きで購⼊したもの。イギリスのラトリエ・ドゥ・シャルロットのシューズを合わせて。
カナダ⼈の⽗、中国⼈の⺟を持つ、パリ13区⽣まれの31歳。アトリエ・ドゥ・セーヴルで美術史を専攻。学⽣時代にスカウトがきっかけでモデルをスタート。数々のモード誌やファッションショーで活躍。並⾏して20年にヴィンテージショップをオープンした。
@meimei _vintage
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。
Instagram : @suzukichako
photography: Yusuke Kinaka, editing: Hiroko Suzuki