Parisienne file vol. 71 ベアトリス・ミナール/ エールフランス勤務兼インテリアブロガー パリジェンヌのお気に入りインテリア3選。
パリジェンヌファイル 2023.09.27
パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回はエールフランス勤務で、インテリアブロガーとしても活躍するベアトリス・ミナールが登場。
インテリアの⼈気ブロガーとして活躍するベアトリスが、ブログをスタートしたのは10年前に購⼊した⼀軒家のリフォームがきっかけ。⼩部屋に仕切られていた壁を壊し、廊下は⾚、キッチンはオレンジ、サロンはベージュというカラフルな⾊壁を⽩に塗り替えて明るさを取り⼊れるなど、3ヶ⽉の⼯事を経て、⾃分らしい家が完成しました。
インテリアのテーマは「ミックススタイル」。インダストリアなウッドとアイアンのテーブルや、教会の椅⼦、50年代のスカンジナビアンソファに現代作家のオブジェが並びます。「旅先で⾒つけたアンティークの⾷器やパリのインテリアショップで購⼊した花器、イスラエルの壁紙など少しずつ⼿を加えて形になるのが楽しくて、そんな様⼦をブログで⽇々更新しています」
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お気に入りのインテリア1
ドライフラワーを飾ったツェツェの名品“四月の花器”やイームズのバードオブジェ、陶器の燭台などがすっきりと並ぶ暖炉の上。1955年パウル・クレーのパリでの個展のポスターを額装。
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お気に入りのインテリア2
庭に⾯した窓脇のテーブルには、家族から譲り受けたフランス陶器の⾷器やガラスの器、オランダのインテリアブランド“HKリビング”の彫像モチーフの花器や⼿のオブジェなど個性豊かなアイテムが調和。
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お気に入りのインテリア3
壁紙はイスラエルの⼈気インテリアブランド「ベイジャ」をネットで購⼊。ノルマンディのブロカントで⾒つけた花の絵を飾り、クラシックな雰囲気に。ホーローのポットや中国⼟産の⽔筒などアジアンテイストをミックス。
Béatrice Minard
パリ⽣まれの42歳。パリ17区にある国⽴ビジネススクールでトゥーリズム・コミュニケーションを学ぶ。2007年エール・フランス⼊社。客室乗務員として⽇本へもたびたび訪れている。2013年⼀軒家の購⼊を機にインテリアのブログをスタート。3,1Kフォロワーの⼈気ブロガーとして活躍中。
Instagram:@madame _decore
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。
Instagram : @suzukichako
photography: Ayumi Shino, editing: Hiroko Suzuki