Parisienne file vol. 75 ジャンヌ・デュクロー/モデル兼ブランドクリエイター モデルのパリジェンヌ、ジャンヌが愛用する5つのもの。
パリジェンヌファイル 2024.05.08
パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回はフランス南西部、ビアリッツ生まれで、モデル活動をしながら自身のインナーウエアブランド、Junny(ジュニー)を手がけるジャンヌ・デュクローが登場。
\ BONJOUR de PARIS /
---fadeinpager---
mon style préféré
Q1. お気に入りのスタイリングは?
A. Tシャツにヴィンテージのリーバイス®︎。
「海の街、ビアリッツで生まれ育ったからか、無地やボーダー、ロゴ入りのTシャツとデニムというカジュアルなスタイリングが好み」と言うジャンヌ。特にTシャツが⼤好きで、今回身に付けているのはロンドンブランドのコービン・ショー。ビアリッツにあるサーフショップでもロゴ⼊りTシャツを⾒つけては購入し、ボーイフレンドとシェアしているそう。ボトムはヴィンテージのリーバイス®︎が中⼼で、真夏にはカットオフしたデニムのショートパンツでラフに仕上げるのが定番。
ビアリッツのあるバスク地方は、エスパドリーユの産地として知られている。「パリとビアリッツの着こなしの違いはなんといっても靴! ビアリッツではバレエシューズの代わりに、名産のエスパドリーユを履いて過ごしているわ」
---fadeinpager---
Q2. 毎朝のルーティンで大事なのは?
A. チークのメイクアップ。
メイクアップのポイントは、頬に丸くチークを⼊れること。「最近のお気に⼊りはゲランのクリエイティブディレクターも務めているメークアップアーティスト、ヴィオレットが⽴ち上げたVioletteのビズ・ブラッシュ。マットクリームのスティックタイプで、テクスチャーも⼼地いいの。色はピーチピンク系のイネスが好み。薄いオレンジ系のメラニーと使い分けています。付属のブラシでぼかすと自然な血色感に」
---fadeinpager---
Q3. 愛用品は?
A. ルイーズ・カルメンの手帳。
ブルーグレーのレザーカバーに自身のイニシャルを入れてカスタマイズした、ルイーズ・カルメンの手帳が手放せないと言うジャンヌ。スケジュール帳ともう一冊、無地のノートには新たな下着のアイデアを書き留めたり、デザイン画を描いたりとなんでもメモ! デジタルな時代でも、やっぱり⼿帳は⼤切な相棒。
---fadeinpager---
Q4. 最近購入したものは?
A. レペットのバレエシューズ。
レペットのバレエシューズは何⾜も履き続けているほど、お気に⼊りのアイテム。今回は3㎝ヒールのブラックエナメルを新たに購⼊した。カジュアルなデニムにもドレスにも合う万能な⼀⾜。
Jeanne DUCOURAU (ジャンヌ・デュクロー)
2004年、フランス南⻄部、ビアリッツ近郊⽣まれ。15歳の時にスカウトされ、モデルデビュー。ソルボンヌ⼤学⼊学を機にパリへ。歴史を学びながらモデル活動も継続。23年、⾃⾝のインナーウエアブランド「Junny」を設⽴。素材も縫製も100%フランスメイドにこだわり、50年代⾵のノスタルジックなデザインを展開している。
Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。愛称、ちゃこさん。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。
Editing: Hiroko Suzuki photography: Yusuke Kinaka