セリーヌのローファー
編集部員の、最近のお買い物。 2023.08.01
ファッション、美容、食べ物、インテリア、本、うつわ......、フィガロ部員たちがリアルに買った最近のお買い物をご報告します。
セリーヌ|ローファー
聞いてください、ワタシの悩み。
『フィガロジャポン』は女性誌ですが、編集長であるワタシは男性。職業柄、素敵な最新ファッションに触れることができて心満意足でありますが、なにぶんレディスなので着たくても着られない......と悶々とすることもあるのです。
そんなストレスを解放してくれるような、ささやかな出来事があったので、ここでご報告。
以前から「これ、メンズでもあったらいいのになぁ......」と思っていたアイテムのひとつに、セリーヌのチャンキーローファーがありました。一度はレディスでも買っちゃおうか......と思いましたが、サイズが合わず断念。ところが今夏、同じデザインの流れを汲んだメンズモデルが登場したことを、ふらりと入ったセリーヌ 銀座で知ったわけです。無論、その場で試し履き。右足、そして左足を埋めて、左手は心の中でガッツポーズ。右手はすでに財布に伸びておりました。
光沢のあるカーフレザーとトリオンフチェーンの組み合わせでドレス感あふれるアッパーに、カジュアルなブロックラバーソールを合わせているのが気に入っています。この手の厚底ローファーは最近のトレンドでもありますが、その類でも、とりわけモード感のある一足と言えます。
ワタシだけかもしれませんが、ローファーって定番だけど意外に履きこなし方が難しい......と常々感じています。フォルムや素材感、金具の意匠によってはクラシックな印象になりすぎることがあるし、そもそも甲部分が低くボリューム感がないので、裾長めのワイドパンツを合わせたりすると、その存在感に負けてバランスが崩れちゃったりします。
が、このセリーヌのローファーは、ほどよい存在感。ワイドパンツでも、スキニーパンツでも絶妙なバランスを保ってくれます。
現在、靴ズレと闘いながら馴らし履き中。ちょっとイタいけど、しばらく履き倒します!
編集長TS

年明けよりフィガロJPに加わった編集部のマンネ。読む・聴く・呑むが日課。ガチャガチャが好き。ポケットサイズの小物とハッシュドポテトをエネルギーに、まだまだ知らないことだらけの世界をこつこつ冒険中!
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