いまの私にちょうど良い、「パンテール ドゥ カルティエ」のミニ。

1月のとある週末、韓国へ遊びに行きました。

ボーティングタイムの10分前、ふらりと入った羽田空港内のカルティエのブティックにて、出合ってしまったのです。

それは、いつか手に入れたいと狙っていた「パンテール ドゥ カルティエ」のミニ

搭乗開始までのラストミニットで試着をさせて頂き、「これはいまここで買うべきだな」と妙に腑に落ちて即決しました。

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コマを詰めて頂いたり、ラッピングして頂く時間もなく、着の身着のままでとりあえず購入したため、後日、カルティエのブティックに持って行き、調整して頂きました。

搭乗直前の勢いで購入した時計でしたが、あの時に秒で決めた自分を褒めてあげたい。それくらい気に入っています。

手首に添ってしなやかにうねり、銀色に輝くステンレススチールの硬質な光。
正方形のベゼルに控えめにあしらわれた8箇所のビス。
スピネルのリューズのネイビーとリンクする青針。
アールデコを感じさせるクラシックなローマンインデックス。

装飾品という枠を超えた「用の美」に根差しながらも、美しいブレスレットのように完成されたデザイン。毎日つけても全く飽きが来ず、控えめで気負いなく身につけられて、まさに今の私にちょうどいい。

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これがいまの私の定番の手元です。

パンテール ドゥ カルティエに合わせるのは、さまざまなタイミングで購入したリングたち。ゴールドもシルバーもミックスしてつけています。

レポシのアンティフェール、エツコソノベのメタモルフォーシスクォーツ、カルティエのトリニティ、パリの蚤の市で購入したヴィンテージのシグネットリング、ティファニーのパロマ・ピカソによる「Love」、ヴィンテージのクラダリング、ニューヨークで買ったThe Lineのシグネットリング。

服は毎日着替えますが、手元はずっとこの組み合わせ。意外と(?)ハートと愛に溢れています。

キラリと光る手首の時計を見るたびに、心が浮き立つ旅の始まりの記憶と、この時計を購入した時のときめきと興奮が蘇るのでした。

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フィガロジャポン副編集長。ファッション担当。愛車(自転車)で爆走する姿を、都内のあらゆる場所で目撃される日々。この夏は、素手でヤモリとカブトムシとコクワガタをむんずと捕まえられるようになった。真夜中に一人で湯船に浸かりながら、こっそりと読書をする時間が何よりのご褒美。今一番欲しいものは、好きな服が似合う身体。好きな野菜は豆と茄子、菌類はキノコ、細胞はマクロファージとキラーT細胞。

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