抜け感が欲しい日、ジャケットを着るなら?

おしゃれ番長の栗山愛以が、週1でお届けするスナップ連載。今週は「ジャケット+サンダル」に注目。


文/栗山愛以

だんだん肌寒くなってきた今日この頃。ジャケットを羽織っても良さそうだけど完全防備するほどでもなく、どこかに抜け感があってもいいのかも。そんな時節に参考になる、ジャケット+サンダルの組み合わせをファッションウィークのオフランウェイからピックアップ。

計算し尽くされたノンシャランスタイル。

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全体に力が抜けている感じがするのにはっと目を惹くのは、どこにも手を抜いていないからでは。サングラスのフレームとサンダルのグリーンの色みがばっちり合っていて、Tシャツとネイルは白。ジャケットは光沢のある素材にして全体をびしっと締めている。こうなるとエルメスのケリーバッグの開け具合も計算であるような気がしてくる……。

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ラフな姿勢に知性が滲む。

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『フィナンシャル・タイムズ』のジョー・エリソンさんは知性が滲み出るスタイルでいつもかっこいい。メンズライクなジャケットを羽織り、サンダルからペディキュアしていない足を見せるというラフな姿勢でいて、シャツを大きく開けた胸元の華奢なネックレスの重ね付けでフェミニンさも垣間見せている。私は何か足りない、と次から次に盛ってしまう性分。この域に達する日は来るんだろうか……。

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ジャケットとバッグでエレガンスを注入。

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『VOGUE』UKのサラ・ハリスさんもご本人がかっこいいため服がシンプルでも成り立つ方。無彩色しか用いておらず、Tシャツ、パンツ、そしてサンダルはカジュアルな感じだが、エレガントなジャケット、バッグをセレクトして品格を保っている。ヘアメイクはナチュラルで、アクセサリーも控えめ。でも人間力で魅せる。本当はこういう大人になりたかったんです……。

text: Itoi Kuriyama, photography: Imaxtree

ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。

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