おしゃれ番長の栗山愛以がお届けするスナップ連載。今回は「年齢と自然体で付き合っていっている人」のコーディネートに注目。


文/栗山愛以

今季モード界にはミニスカートや肌見せ、ガーリーなスタイルが席巻していて、若さがあったならば……と哀しい思いをしている人も多いかと思う。いやしかし、ストリートには年を重ねても素敵な人はいっぱいいます! 今回はぜひとも目標にしたい女性たちをピックアップ。

自然体で年齢と付き合っている感。

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赤毛がトレードマークで1990年代売れっ子だったモデル、カレン・エルソンは40代に。ボディコンシャスなスタイルに堂々と挑んでいる。「この歳でこんな格好していいのだろうか……」といった不安を抱くのは見る人にも伝わって見ていられなくなるから禁物。カレンを見習って堂々と臨みたい。ナチュラルなヘアメイクにも好感が持てる。

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キュートなアラフォー。

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2000年代にパリコレデビューしたモデル、ナタリア・ヴォディアノヴァも40代に突入している。しかし、相変わらずのベイビーフェイスで、とってもキュート。やっぱり無理に年齢に抗わないナチュラルなヘアメイクが重要な気がする。

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差し色を効かせたオールブラック。

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パリのストリートで見つけたこの方は、オールブラック。「歳を取ると肌がくすんでくるから明るい色を着た方がいい」なんて通説は何のその、シルバーヘアとアクセサリーの色もリンクしていてとってもかっこいい。ナチュラルヘアメイクを推してきたが、服の色を抑えた時は真っ赤なリップを挿すのも素敵。

text: Itoi Kuriyama, photography: Imaxtree

ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。

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