ストリートで発見!3つの「クワイエットラグジュアリー」スタイル。

文/栗山愛以

今年の春ごろから脚光を浴びている、ブログでも取り上げた「クワイエット ラグジュアリー」。「ラグジュアリー」なのかは本人に聞いてみないとわからないが、最新NYコレクションのスナップから、「エレガントで洗練されていて、タイムレスでミニマムなデザイン」「ロゴがない」「ニュートラルなカラーパレット」という条件を満たした「クワイエット」なスタイルをピックアップ。

---fadeinpager---

堂に入ったクワイエット志向。

trim_New-York-str-S24-1522.jpg

US版『VOGUE』のヴァージニア・スミスさんは、スウェットにチノパン、そしてローファー。黒とベージュでまとめている。本当になんてことないが、きっとそれぞれ質が良いものなんでしょう。ブログでも書いたように、「クワイエット ラグジュアリー」は目新しいトレンドではなく、ずっとそういう志向の方はいるはずで、彼女はそのひとりであるような気がする。着飾るのがデフォルトのファッションウィークにこのスタイルで臨むのはかなりの人間力がないと難しい。

---fadeinpager---

着用者の魅力が光る超シンプルスタイル。

trim_New-York-str-S24-1341.jpg

こちらの方は全身真っ黒。かなりシンプルだが、トップのカッティングやパンツのタックの入り方などで推測すると、ある程度ラグジュアリーなのでは…?! 着用者がかっこいいからこそ成り立つスタイル。

---fadeinpager---

レイヤードなしの潔い合わせ。

trim_New-York-str-S24-0549.jpg

最後は、ちょっと富裕層感のある方。レイヤードをせず、無地のジャケットとパンツだけ、という潔さはそれっぽいものの、ちょっとアクセサリーが多過ぎるかも?!余計なお世話だろうが、「クワイエット」を志すなら特にアンクレットは不要な気がする。

text: Itoi Kuriyama, photography: launchmetrics

ファッションをこよなく愛するモードなライター/エディター。辛口の愛あるコメントとイラストにファンが多数。多くの雑誌やWEBで活躍中。

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest
Business with Attitude
コスチュームジュエリー
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.