話題のエイドリアン・ブロディーから激変のFKAツイッグスまで。栗山愛以が選ぶ、セレブのファッションウィークスタイル！

ミラノに続き、2025年1月26日まで開催されたパリ・メンズ・ファッションウィーク。パパラッチを沸かせていた数々のセレブの中で、心に残った3人をピックアップしてみる。

とにかく強い。

最初はリック・オウエンスに来場したFKAツイッグス。もちろんリックの服もインパクト大なのだが、何といってもヘアメイクがすごい。今モヒカン風ヘアらしく、さらに後頭部にボリュームを出して顔周りにフェイクタトゥーを施している。剃り込みを入れたヤンキーの姿がちらついてしまったりしつつも、いやもう、「リック族」の族長に任命したいほどの仕上がり。時代のムードもなんのその。パワーに圧倒される。

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『セヴェランス』的スタイル？！

次はディオールでキャッチしたグウェンドリン・クリスティー。ファンタジーの世界と親和性が高く、人形のようなドレスを纏ってメゾン マルジェラ2024年「アーティザナル」コレクションのフィナーレを飾ったのが記憶に新しい彼女だが、一変して、グレーのパンツスーツをセレクトしている。そういえば2025年1月17日に配信が始まったApple TV+の企業ものSF（というカテゴライズでよいのか？！）ドラマ『セヴェランス』シーズン2に登場予定らしく、おそらくオフィスワーカー役だろうから、その役柄にリンクするスタイルなのかも？！

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名優がミラノに降臨。

最後はミラノにて。新作『ブルータリスト』でアカデミー主演男優賞にノミネートされているエイドリアン・ブロディがジョルジオ アルマーニのショーに姿を見せていた。個人的にはウェス・アンダーソン作品での飄々とした雰囲気が印象深いのだが、この日は超シック。ブルゾンやスニーカーでカジュアル方向なので、今度はスーツも見てみたい。