広末涼子――彼女の頭の中、覗いてみました。

とある10代の衝撃的な個性が現れたその日から、まるで時間は止まっているかのよう。41歳の彼女を前にして、そんな錯覚を覚えてしまう。広末涼子、稀代のピュアネスは、いまなお輝きを増すばかり。

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「ウォーターメロン」と名付けられた瑞々しいピンク色が、透き通るような肌によく映える。繊細なフリンジで覆われたコートの作りも目を引く。人気作のストレッチサンダルは、煌びやかなストラス装飾でアップデー
ト。
コート¥803,000、リング¥121,000、サンダル¥163,900/以上ボッテガ・ヴェネタ（ボッテガ・ヴェネタ ジャパン）

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セットアップを素肌に纏い、凛とした佇まいに。ウールリネン混の平織生地による、豊かな表情も印象的。首元では、癒やしや健康を象徴する天然のイエローメノウがさりげなく主張する。
ジャケット¥260,700、パンツ¥102,300、ネックレス¥48,400/以上ジルサンダーバイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー（ジルサンダージャパン）

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連なるフリルが描くフレアシルエットがロマンティック。前後で大きく印象が変わるユニークなデザインも心憎い。シャツカラーとスカートのみで背中はヌード、振り返る様はセンシュアルそのもの。
ドレス¥459,800、ソックス¥18,700、ローファー¥128,700（ すべて予定価格）/以上プラダ（プラダ クライアントサービス）

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キモノスリーブが新鮮な一枚仕立てのトレンチコート。グレイッシュな色合いは、オーバーサイズのシルエットを軽やかに見せる。コンバットソールのロングブーツを合わせて、力強さを秘めた洗練されたスタイルに。
コート¥320,100、イヤカフ（左耳）¥63,800、ブーツ¥159,500/ 以上アレキサンダー・マックイーン

＊『フィガロジャポン』2021年9月号より一部抜粋