冬が旬の「レモンのスパゲッティ」

冬はレモンの季節。輸入レモンが一年中出回っていますが、日本でレモンが収穫されるのは冬。「レモン好き」女性は増加しているようですが、うれしい季節の到来です。揚げ物にちょっと絞るくらいでは違いはそう実感できませんが、たっぷり使うレシピではその味の違いは歴然。びりっとくる顔が歪むような酸っぱさではなく、国産レモンはきゅっとした心地よい酸味。

私は近所で、八百屋のおじさんに「これはお買い得だよ」とお墨付きを頂いたレモンをひと山1000円で買ってきたところ。さあ。これでレモンレシピ三昧！

定番レモンレシピは「レモンのスパゲッティ」。果汁をぎゅーっと絞って、皮もたっぷりすりおろします。バターもチーズも、そして黒こしょうもたっぷり。レモン好きは仕上げにさらにレモンを絞ってもいいかもしれません。シンプルさが身上のパスタです。他に具材などは一切いりませんが、必要なのは白ワイン。今日は。ブルゴーニュのアリゴテ「アリス・エ・オリヴィエ・ド ムール」を選びました。うーん、我ながら気持ちのいい組み合わせ。

レモンのスパゲッティ

＜材料　2人分＞
スパゲッティ　160g
バター　40g
レモン　1個
パルミジャーノチーズ　大さじ４
粗挽き黒こしょう
塩

＜作り方＞
１．パスタは塩を加えたたっぷりの湯でゆでる。レモンの皮はすりおろし、果汁を絞っておく。
２．フライパンにバターを入れて中火で熱し、ふわっと泡がたってきたら火を止め、レモン汁を加えて火を止める。
３．ゆであがったパスタを加え混ぜ、パルミジャーノチーズの半量を加え混ぜる。
４．器に盛り、残りのチーズ、レモンの皮を全体にふりかけ、黒こしょうをひく。

さて残りのレモンは、塩漬けにしたり、焼酎に漬け込んだり。実は、私はレモンサワー好き。おいしいレモンでつくるとレモンサワーはまた格別。山盛りのレモンがみるみるなくなっていきます。