暑くなるとよく作って食べるのがタブレ。今年になって、ふと思いついて変えてみたことはクスクスの代わりにブルグルを使うこと。クスクスもブルグルもデュラムセモリナ小麦からできていますが、クスクスは小麦を粉にして極小のパスタにしたもの、小麦を砕いただけのひき割り小麦がブルグルです。調理はどちらも熱湯を注ぐだけでできてしまうので、暑い夏にはうれしい食材。

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ブルグルはパリではレバノン料理を作る時によく使っていた素材です。日本では手に入りにくいと思っていたのですが、ネットで購入できるのはもちろん、カルディファームでも売っていたので、久しぶりに使ってみました。時代が変わると、食材の選択の幅が広がるのは料理家としてはうれしい限り。クスクスでも同じレシピで作れますが、ブルグルを使うと、小麦の風味を感じる力強さのある味わいになります。ワインはやっぱりロゼワインで決まりです。

ブルグルのタブレ

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<材料 2〜3人分>
ブルグル 1/2カップ
キュウリ 1/2本
フルーツトマト 1個
玉ネギのみじん切り 大さじ1
香菜 1茎
イタリアンパセリ 2茎
オリーブオイル小さじ1
塩少々
* オリーブオイル レモン汁 各大さじ2 塩小さじ1/3 粗挽き黒こしょう少々

<作り方>
1. ボウルにブルグル、オリーブオイル小さじ1、塩少々を入れておく。熱湯1/2カップを加えて、ふたをして5分蒸らした後、フォークでほぐしてぽろぽろにして冷ます。
2. キュウリ、トマトは角切り、玉ネギ、香菜、パセリはみじん切りにする。
3. 1に2、*を加え混ぜる。

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano  料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir

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