北風の冷たい日、タルトフランベをシードルで

タルトフランベを焼きました。アルザスの薄焼きパイで、具材はベーコンと玉ネギが定番のもの。今日はリンゴで作ってみました。二次発酵なしで薄焼きに仕上げる生地は、パンやピザのようにふくらみを気にする必要もないので、失敗知らず、気合いらず。粉ものに不慣れな方でも作りやすいレシピです。

しかも、ソースは混ぜるだけ。具材も切ってのせるだけです。今日の具材はリンゴとローズマリー。シンプルな取り合わせですが、焼き上がるとまろやかな酸味と風味がワインを誘います。アルザスのワインが合うのはもちろんですが、シードルを合わせてみました。

冬の寒い日に、オーブンで部屋を暖めつつ、タルトフランベを頬張るのは幸せなひと時。熱々パリパリの生地に冷たいシードルが心地よく、ゆるゆると時が過ぎていきます。

タルトフランベ

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<材料 2枚分>

強力粉 150g
薄力粉 50g
砂糖、塩 各3g
ドライイースト 3g
ぬるま湯 110cc
オリーブ油 大さじ1

サワークリーム 120g
牛乳 大さじ3
リンゴ 1個
ローズマリー
塩、ナツメグ、コショウ 少々
オリーブオイル 適量

〈作り方〉
1. 生地を作る。ボウルに*の材料を順に入れ、手で2〜3分よくこねる。なめらかになったら生地を丸め、乾燥しないように布、またはラップなどをかける。30~40度の温かいところに1時間おいて発酵させる。
2. リンゴはいちょう切りにする。
3. サワークリームに牛乳、塩、ナツメグ、コショウを加えてなめらかに混ぜる。
4. 1が1.5倍ほどにふくらんだら、打ち粉をふった台にとり出し、2等分にしてめん棒で長方形にのばす。
5. オーブンペーパーを敷いた天板に生地をのせ、生地全体にオリーブオイルを薄くのばし、3のソースをのせてのばす。リンゴを並べ、ローズマリーの葉をちらす。
6. 200℃に予熱したオーブンで約15分焼く。

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「はつ恋ぐりん」という名のりんご。グラニースミス系統の品種で料理しても酸味がしっかり残っておいしい。

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ナチュラルな日本酒造りで知られる仙禽が手がけたシードル。すっきりとした風味は食中酒としていろいろな料理を合わせてみたい。

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。近著に「ずっと使ってきた私のベストレシピ  平野由希子のル・クルーゼ料理」「和つまみ 呑ませる料理×合わせたいお酒」がある。instagramは@8yukiko76hirano  料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
最近一緒に暮らし始めたという猫のクミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir

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