夏野菜の塩麹マリネ&マスタード和え
平野由希子の季節のおつまみ 2023.05.25
夏が駆け足でやってきました。ついこの間まで筍のシーズンだったのに、あっという間に夏野菜の季節。まだ、身体が気温の変化に追いつかないよう。今日は野菜をボリボリと食べたくて、ささっとできる漬物風の和え物を作りました。
5分もあればできてしまうのですが、冷えたワインによく合います。塩や塩麹で揉むだけですが、そこに新生姜やミント、マスタードで風味をつけてみました。野菜は冷蔵庫にあるもので気ままに作れます。セロリ、ズッキーニ、かぶ、ミニトマトなどもいいですね。
合わせたワインはオーストリアのもの。冷やした白ワインで野菜の漬物を食べるのは暑い日の癒やしの時間。今年の夏も暑くなりそうですね。
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新生姜ときゅうりの塩麹マリネ
<材料 2人分>
新生姜 1かけ
きゅうり 1本
パプリカ(黄色) 1/4個
ミント 3〜4枚
塩麹 小さじ2
1. 新生姜は太めの千切り、きゅうり、パプリカは乱切りにする。
2. ビニール袋に1と塩麹を入れて軽く揉む。15分ほどおき、ミントのみじん切りを加える。
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なすのマスタード和え
<材料 2人分>
なす 2本
バジル 適量
*ディジョンマスタード、オリーブオイル 各小さじ2 醤油小さじ1/2
1. なすは5mm程度の輪切りにし、塩小さじ1/3で塩揉みし、しばらく置いた後にやさしく水気を絞る。
2. *で1を和え、器に盛り、バジルを散らす。
ミントの風味がよいアクセントになりますが、量は少量のみにするのがポイント。みょうがや青じそを加えてもよく合います。
生産者はマーティン・オペナウス。ピュアでジューシーな風味が魅力。
フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano 料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir