ソーセージとフルーツの赤ワイン煮
平野由希子の季節のおつまみ 2023.10.17
赤ワインのためのタパス。生ソーセージとブドウ、プルーンを赤ワインで煮てみました。牛肉や鶏肉をじっくり煮込むのもいいけれど、このレシピはワイン片手に飲みながらできてしまう手軽さ。拍子抜けするほどシンプルですが、出来上がりは旨味たっぷり。生ソーセージがよい仕事をしてくれます。サルシッチャ、チョリソーなど生タイプのソーセージを見つけたらぜひ。ソーセージの旨味が赤ワインに染み出すのが、この煮込みの味を決めます。
フレッシュのブドウ、ドライフルーツのプルーンも一緒に加えて秋の深みもプラス。パンを浸しつつ食べたら、赤ワインがすぐに1本空いてしまいそう。
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ソーセージとフルーツの赤ワイン煮
<材料 2人分>
生ソーセージ 150g
ブドウ(種無しのピオーネ、巨峰など) 5〜6粒
プルーン(ドライ、種無し) 3粒
ニンニク 1かけ
ローリエ 1枚
ローズマリー 1枝
赤ワイン 200cc
塩、コショウ 少々
オリーブオイル
1. ソーセージは2〜3cm長さに切る。ニンニクは半分に切って潰す。
2. 小さめの煮込み用鍋、またはフライパンにオリーブオイル少々とニンニクを入れて熱し、ソーセージの表面に焼き色がつくまで焼く。
3. 赤ワイン、プルーン、ハーブ、塩、コショウを加えてふたをせずに煮詰める。時々、ソーセージを返しながら煮て、水分量が1/3程度になったら、ブドウを加えてさらに3分程度煮る。
今日のワインはラングドックのワイン、ペイサージュ。ほどよい厚みで肉料理がすすむ、お手頃価格のナチュラルワイン。日々の家飲みにぴったり。
フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano 料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir