卵黄をのせて、ホワイトアスパラのレモンバターパスタ。
平野由希子の季節のおつまみ 2024.06.17
北海道産のホワイトアスパラガスが届きました。なんとも立派! 日本のホワイトアスパラガスは近年、どんどんおいしく、そして手に入りやすくなってきたようで、うれしい限り。さて、今日はどうやって食べましょうか。バターたっぷりの定番オランデーズソースも、カルボナーラもいいけれど、レモンバター味でパスタにすることに。このくらいの軽さの料理なら罪悪感もないし、何より気合いのいらないレシピです。
卵黄をのせて、さらにレモンをきゅっと絞って絡めながらいただきます。カリカリの生ハムがいいアクセント。おいしい白ワインがあればご機嫌です。
---fadeinpager---
ホワイトアスパラのレモンバターパスタ
<材料> 2人分
スパゲッティ(リングイネ) 160g
ホワイトアスパラガス 4本
生ハム 2枚
タイム 1〜2枝
オリーブオイル、バター 各大さじ1
レモン汁 小さじ2
塩、こしょう 各少々
パルミジャーノチーズ 大さじ2
卵黄 2個
1. ホワイトアスパラガスは全体の皮をむき、斜め切りにする。生ハムは1cm幅に切る。
2. スパゲッティは塩(分量外)を加えた湯でゆでる。
3. フライパンにオリーブオイルを熱し、生ハムを入れて炒める。カリッとしたら取り出しておく。バターを加え、ホワイトアスパラ、タイムを入れて塩少々を振り、2〜3分炒める。途中でパスタのゆで汁少々を加えてホワイトアスパラに火を通す。
4. ゆで上がった2を加え、ゆで汁、レモン汁、塩、こしょうで味を調え、生ハムを戻し入れチーズを加え混ぜる。うつわに盛り、卵黄を乗せる。好みでレモンを添える。
寒暖差の大きい北海道産は甘味、旨味たっぷりの味。
パスタは太めのリングイネを使用。ペンネも好相性。
心地よい酸味のラングドックのジュリアン・ペイラスをセレクト。クミンも寄ってきました。
フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano 料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir