ルーヴル美術館を訪れた女性が体験したショッキングな出来事とは?

Society & Business 2022.06.14

6月2日、ルーヴル美術館を家族で訪れた女性が、館内での授乳を係員にとがめられた。後日、女性からの問い合わせに美術館側では、係員が規則をよくわかっていなかったと弁明した。

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ルーヴル美術館を家族で訪れた女性が、館内での授乳を係員にとがめられた。photography: Getty Images

マイナスイメージが広まったこの一件を、ルーヴル美術館の経営陣もネットユーザーもしばらくは記憶にとどめるだろう。6月7日のル・パリジャン紙の記事によれば、30代のアメリカ人女性、ジャスミンはその前週、ルーヴル美術館でショッキングな体験をした。フランス人の夫と生後5カ月の娘を連れて来館し、館内のリシュリュー翼のベンチで授乳し始めたところ、係員に制止されたのだ。

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「トイレで授乳するように」

「係員は私たちをジロジロ眺めると、ここでは禁止ですと言いました。なぜですかと聞いたところ、よく思わないお客さまもいるかもしれないからとのことでした」とジャスミンは語った。授乳用の服を着ており、授乳中でも胸がほとんど見えないにもかかわらずだ。

係員の答えに驚いたジャスミンは、「そんな人がいたらその顔を隠してあげましょうか」と皮肉を言ってみたものの、係員には通じなかったようだ。授乳を続けたいならトイレでと指示された。受け入れがたい提案だったので、ジャスミンたちは美術館を出た。その後、彼女は美術館にこの一件を連絡した。

 

 

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「規則をよくわかっていなかった」

「お腹をすかせた赤ちゃんは待ったなしです。人為的なミスだと思いますが、従業員に再度周知してもらえればと思ったので」とジャスミンは連絡した意図をル・パリジャン紙に語った。同紙の取材に対し、ルーヴル美術館側では係員が「規則をよくわかっていなかった」と認め、館内どこでも授乳が可能なことをうけあった。そして「ご連絡いただいた女性の方にはお礼申し上げたい。規則について再教育します」と付け加えた。

美術館ではさらに、あらためてTwitterでフォロワーに向けて、子連れ専用スペース「ル・スチュディオ」がオープンしていること、そこには「ボトルウォーマー、電子レンジ、授乳チェア」があることを知らせた。

text: Tiphaine Honnet (madame.lefigaro.fr)

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