American Express 繋がりが変化を起こす!街の女性ショップオーナー13人が選出。
Society & Business 2022.12.12
PROMOTION
多様な街の女性ショップオーナーのより自分らしい挑戦を応援するアメリカン・エキスプレスの「RISE with SHOP SMALL」プログラムの授賞式が、去る11月24日、アメリカン・エキスプレス東京オフィスであった。さまざまな地域で、街を豊かにしたいと取り組みを展開する13人の女性ショップオーナーが集まり、自身の取り組みや課題を語り合った。
アメリカン・エキスプレスRISE with SHOP SMALLの支援プログラムを受賞した13人。
アメリカン・エキスプレスがお店のリノベーション、広告開発などを支援するプログラムAには3人、先輩経営者や専門家がメンターとしてショップオーナーの悩み相談を受けるプログラムBには10人の女性が選ばれた。授賞式では、アメリカン・エキスプレスの津釜宜祥副社長から賞状と記念品が手渡され、その後開かれた懇親会では13人の受賞者がそれぞれ取り組んでいる事業や、今回のプログラムを受けて取り組みたいチャレンジを発表した。
---fadeinpager---
さまざまな受賞者たち。
一部の受賞者には、すでにRISE with SHOP SMALLプログラムのサポートが始まっているという。サポートを通じ、彼女たちのビジネスにどんな変化が起こっているのだろうか。プログラムBを受賞した3人の受賞者に話を聞いた。
Tarte Café(山梨県山中湖村)
伊藤心乙さん
Tarte Cafeの伊藤心乙さん。https://www.tartecafe.jp/
2002年、湘南から実家のある山中湖に移住し、念願のカフェをオープンした伊藤さん。初めはイタリアンレストランとして経営していたが、デザートとして提供していた「タルト」が人気を博し、09年、「Tarte Café」を開業した。ナチュラルヘルスをコンセプトに、天然酵母ピザと自家製のタルトを提供しており、似顔絵やキャラクターが描かれたタルトが人気を博している。
RISE with SHOP SMALL プログラムの授賞式では、RISEのロゴが入ったタルトを発表。受賞者たちから歓声が沸いた。
現在は、プロテインやオーガニック食材を使った人気メニューを展開。カフェでは健康情報やカウンセリングも受けられるといい、今後はファスティングマイスターの知識を活かしながら、断食デトックスの宿泊合宿などを開催していきたいと考えている。
そんな伊藤さんが、今回のRISE with SHOP SMALLの支援プログラムを受け、一番の収穫だったのは女性経営者の仲間との出会い。「業態は違えど夢に向かって具現化する仲間がいること、また違った目線からのアドバイスは、ヒントとアイデアで満たされ、自分自身の成長を感じる。今後は夢を共有できる仲間を増やし、小規模フランチャイズにもチャレンジしたい」と展望を語る。
Eye Design Salon 美しい時間(大阪市天王寺区)
伊藤恵里子さん
Eye Design Salon 美しい時間の伊藤恵里子さん。https://www.instagram.com/eyelash_elly/
それまでまったく違う業種に従事していたが、離婚をきっかけに、持っていた美容師免許を活用してまつげエクステサロンをスタート。最新技法であるLEDエクステを取り入れるなど技術面はもちろん、「おひとりのためのサロン」として、日々忙しい女性が少しでもリラックスし、贅沢な時間を過ごせるように空間作りにこだわったサロンは、顧客の心をつかんでいる。
施術後はお茶を提供して顧客と話す時間を設けるなど、技術だけでなく人と人との繋がりを大切にしているという。
一人ひとりに上質な時間を過ごしてもらおうと、これまでひとりでがむしゃらに頑張ってきたという伊藤さん。仕事の相談ができる相手がなかなかいない状態だったというが、今回のRISE with SHOP SMALLのプログラムを通じ、まつげエクステ事業を展開している女性経営者のメンターに出会った。「私ひとりでは導き出せなかったアイデアを提案してもらったり、毎回のセッションがとても貴重な時間」と話す。
今後は、人との繋がりを生み出す場所としてサロンを成長させるだけではなく、人を育ててみたいという。「もうひとつ店舗を持つために、知識となることはなんでも吸収していきたいです」と意気込む。
---fadeinpager---
La Neige(愛知県東浦町)
竹内香織さん
La neigeの竹内香織さん。https://shop-laneige.com/
乳がん経験者のためのおしゃれなケアブラジャーを販売する「La neige」代表の竹内香織さん。10年前に悪性腫瘍で自身も左胸の部分切除術を経験したが、その時に一番悔しかったのが、術後ブラジャーのラインナップの少なさだったという。その後、親友が乳がんを患い、彼女に自分と同じ思いをさせたくないと、2020年にLa neigeを立ち上げた。
洋服のラインが崩れないよう、胸をしっかりホールドしてくれるLa neigeのケアブラジャー。デザインも豊富で、リピーターも多いという。
乳がん術後のケアブラジャーは手術の傷のケアを第一に考えたものが多いが、La neigeのブラジャーは、がん治療を乗り越えた女性がその後の長い人生を美しく生きるため、失った胸を補い、残った胸を下垂させないように設計されているという。購入する客の半数以上がリピーターになるものの、まだまだ周知が足りておらず、全国の患者と繋がれていないと感じているという竹内さん。今回のRISE with SHOP SMALLのプログラムを通じ、同じく乳がんサバイバーのメンターに出会い、課題を相談することで「新しい切り口が見つかった」という。
「これからは全国でお困りの乳がんサバイバーさんに物販だけではなく、話を聞きながら一緒に考える……そんな温かな店になるように、『人と繋がる』をテーマにして進んでいきたいです」
RISE with SHOP SMALLに連なる女性ショップオーナーの新たな繋がりが生まれることにより、街のビジネスの可能性は今後ますます広がっていくだろう。彼女たちの挑戦に、引き続き注目したい。