カルティエの「ウーマンズ パビリオン」が大阪・関西万博に！

2025年に開催される大阪・関西万博にカルティエが出展する「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」のコンセプト、建築デザインが、国際女性デーの3月8日に発表された。

あらゆる土地や文化、宗教、そして有名、無名に関わらず、過去から現在まで私たちを導いてきた無数の女性チェンジメーカーたちの功績を称えようと、2020年、ドバイ万博に「ウーマンズ パビリオン」を出展したカルティエ。
自分らしく、力強く輝く女性たちに光を当てたいというメゾンの強い意志は2025年、大阪にも引き継がれる。

大阪・関西万博に出展する「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」のコンセプトは、「When women thrive, humanity thrives ~ともに生き、ともに輝く未来へ~」。すべての人々が真に平等に生き、尊敬し合い、ともに歩みながら、それぞれの能力を発揮できる世界をつくるきっかけを生みだすことを目指し、世界中の女性に寄り添い、公平で持続可能な未来を志すことを呼びかけるさまざまなコンテンツをパビリオンから発信する。グローバル アーティスティック リードには、ドバイ万博の英国パビリオンを担当したアーティスト、エズ・デヴリン氏を迎える。

パビリオンのリード アーキテクトは、ドバイ万博の日本館の設計を担当した建築家の永山祐子氏。ドバイ万博と同じくSDGsの達成を目標に掲げる大阪・関西万博を繋げたいと、ドバイ万博の日本館で使用した組子ファサードを解体し、大阪に運搬・保管・メンテナンスして、再利用する。

「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」 ファサードイメージ。京都の長屋を思わせる細長い館内には中庭なども設置される予定だといい、ドバイ万博の素材を再利用しつつも、日本らしさを感じられるパビリオンに。 ©Cartier 

パビリオンの２階には、さまざまな課題や問いについてディスカッションできるスペース「WA by Cartier」を設置。2025年の万博に向けて、23年4月から本格的に始動するという。

カルティエ ジャパン プレジデント&CEOの宮地 純氏は「ジェンダーにかかわらず、すべての人々が尊敬し合い、ともに生き、ともに輝く未来のビジョンを、このパビリオンから世界へ発信していきたい」と語った

大阪・関西万博 カルティエ「ウーマンズ パビリオン」プレスカンファレンスの第2部で、ジェンダー平等、エクイティについてについて有識者によるトークセッションも開かれた。2025年の大阪・関西万博に向け、カルティエはこのようなトークセッションを継続的に開催していくという。©Cartier