メラニア・トランプ、夫が大統領に就任しても「フルタイムではファーストレディを務めない」と契約。
Society & Business 2024.07.04
ドナルド・トランプ前米大統領が2024年11月のアメリカ大統領選挙に勝利した場合でも、妻のメラニアはフルタイムのファーストレディにならないそうだ。
2020年のメラニアとドナルド・トランプ photography : Pool/Pool/ABACA
メラニア・トランプはもう、完璧なファーストレディを演じる気はさらさらないようだ。いまや夫の選挙キャンペーンから距離を置いており、バイデン大統領との討論会にも姿を現さなかった。54歳の元モデルはすでにファーストレディに関する契約を夫と交わしたと報じられている。
ある関係者が「ページシックス」に語ったところによると、「メラニアは、夫が大統領選に勝利した場合、24時間365日ファーストレディを務めないことを夫と取り決めた」そうだ。
メラニア・トランプは、18歳の息子バロンのために時間を使いたいと思っている。2024年9月にニューヨーク大学へ進学する息子を支えるため、ニューヨークとワシントンを行き来する暮らしを検討しているのだ。ドナルド・トランプが大統領に当選した2017年も、ひとり息子が学期を終えるまで、メラニアはホワイトハウスへの引越しを数カ月遅らせた。
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「過保護な」母親
「バロンはこれまでひとり暮らしの経験がない。大学入学に加え、父親が大統領になった場合、民主党が優勢な都市で暮らすこともストレスになるだろうから、近くで支えてあげたいと思っている」ともこの関係者は述べている。そして元ファーストレディはニューヨークを「安全な街」と感じていることをつけ加えた。
息子をほったらかしの夫と異なり、メラニア・トランプはバロンに「過保護」な母親だと言われている。今年の5月には、バロンが共和党のフロリダ州代議員となって政界へ進出することをメラニアは断固拒否した。これは2024年11月にアメリカ大統領選挙を控え、メディアから息子を守るための決断だった。
text : Louise Ginies (madame.lefigaro.fr)