アートと食で感性と出合う。BWAキャリアアペロ初開催!

Society & Business 2026.02.06

自分の感性を大切にしながら、美しく豊かに働く女性たちを応援するフィガロジャポンのプロジェクトBusiness with Attitude(BWA)では、これからの働き方を考えるさまざまなイベントを開催している。

1月21日には、アートと食の体験を通じて、自分の感性と働き方に向き合うイベント「キャリアアペロ」を初開催。正解を求めるのではなく、「どう感じるか」を言葉にするーー。従来のビジネスネットワーキングや学びの場とは一味違う、フィガロジャポンならではのキャリアイベントの様子を、参加者の声とともにレポートする。

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ドリンクを片手に、気軽な対話を楽しむ「BWAキャリアアペロ」。初開催となった今回は東京国立近代美術館での対話アート鑑賞体験の後、ルースクリス ステーキハウスにて特別軽食とガズボーンのスパークリングワインが供された。photography: Mari Hamada


アートを通して、感性を見つめる体験を。

アペロとは、仕事の後や夕食前に、ドリンク片手に気軽な対話を楽しむフランスの習慣。仕事や家庭の「こうあるべき」から一度離れ、自分の感性や感覚に目を向けて語り合う "余白の時間"こそが、新しい時代の自分らしい働き方を創り出す。そんな思いから、BWAはこのキャリアアペロを企画した。

当日は2部構成。第1部では、対話アート鑑賞合同会社代表の天野莉花さんら5名のガイドととともに、東京国立近代美術館で対話アート鑑賞を体験した。

対話アート鑑賞とは、アート作品をグループで鑑賞し、対話を通じて、さまざまな視点から作品の見方を深めていく鑑賞方法。今回は3〜4人ずつのグループにわかれ、ガイドとともに常設展の絵画や彫刻、インスタレーションなど3作品ずつを鑑賞した。

まず作品をじっくりと鑑賞した後、「何が見えましたか?」「なぜそう感じたのでしょう?」というガイドの問いをきっかけに、参加者はそれぞれの感じ方をシェア。同じ作品を前にしても、「男性に見える/女性に見える」、「抑え付けられている感じがする/わずかな希望が見える」など異なる意見が上がり、その理由をそれぞれの参加者が話すたびに「なるほど」と頷きあったり、驚きの声が上がったりと、さまざまな反応が飛び交った。

初対面の人との鑑賞で、最初は緊張していた参加者も、対話を重ねながら作品を観るうちに自然に表情が和らぎ、それぞれの意見に熱心に耳を傾けていた。

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対話アート鑑賞合同会社代表の天野莉花さんらガイドとともに東京国立近代美術館の作品を鑑賞する参加者たち。ジェンダーや自然の豊かさなど、さまざまな社会課題をアートを通じて考えるきっかけにもなった。

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食とワインを囲み、対話を深め、分かち合うひととき。

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ルースクリス ステーキハウスのスペシャリテであるUSDA プライム テンダーロインロールや牛ヒレ肉の串焼き、ホームメイドストロベリーチーズケーキなどを楽しめる特別メニュー。ドリンクには、ガズボーンの最高級スパークリングワイン「ブラン・ドゥ・ブラン2019」が提供された。 photography: Mari Hamada

続く2部では、ルースクリス ステーキハウスに会場を移して、キャリアアペロがスタート。ルースクリスのスペシャリテを盛り込んだ特別な軽食と、ガズボーンのスパークリングワインが供され、リラックスした雰囲気の中で対話の時間が続いた。

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初対面の参加者たちも、食事とドリンクを囲むとあっという間に打ち解けた雰囲気に。photography: Mari Hamada

ルースクリス ステーキハウスは、2人の息子のシングルマザーだったルース・ファーテルが、1965年に創設したステーキハウス。会の冒頭では、支配人の益子さや香さんがその創業ストーリーを紹介した。

経営者に男性が多かった時代、彼女は偶然目にした新聞広告で、自分の誕生日が開店日だったステーキハウスの売却を知る。「これは運命だ」とその購入を決意し、飲食店経営の知識がないところから挑戦をスタート。さまざまな困難を乗り越えながら、地元に愛される店を築き上げた。

その後、世界中に展開するレストランへとブランドを成長させたルース・ファーテルのエピソードは、参加者の心に静かに響いた。

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2人の息子の大学進学の費用を稼ぐため、化学教師から一転、ステーキハウスの経営に挑戦したルース・ファーテル。photography: Mari Hamada

キャリアアペロのために、スパークリングワイン「 ブラン・ドゥ・ブラン 2019」を提供したのは、英国のワイナリー、ガズボーン。同社では、2023年、ヘッドメーカーに女性醸造家のメアリー・ブリッジズが就任。さらにグローバル・ブランド・アンバサダーを務めるローラ・リースMSは、世界でも珍しいマスターソムリエの称号をもつ女性のひとりでもある。

自分らしく働き、生きることを通して挑戦を続ける女性たちが関わる豊かで爽やかなワインのストーリーとその味わいに、参加者たちの会話も自然と弾んだ。

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ルースクリス ステーキハウス支配人の益子さや香さん(左)がルース・ファーテルのエピソードを、ガズボーン・エステートのトム・ロッシュさんが(右)は、同ワイナリーで活躍する女性たちのストーリーをそれぞれ紹介。photography: Mari Hamada

アートを通して、自分の感性と向き合い、そのままの感覚を言葉にして誰かと分かち合う。そして、食とワインを囲みながら、肩書きや役割を脇に置いて語り合うーー。

参加者からは「最初は戸惑ったけれど、コンテンツを通しスムーズに交流できた」「アートを通じた交流が心地よく、言語化の挑戦も刺激的だった」といった声が聞かれた。

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和やかな雰囲気の中、仕事で目指していることや、ライフスタイルや働く中で感じる課題などをざっくばらんに語り合う参加者たち。肩書きを外して語りあうことで、新たな視点や感性を発見するきっかけを得た人も。photography: Mari Hamada

正解を探す場ではなく、対話を通して、自分の感性を信じ、シェアする場となったBWAキャリアアペロ。アートと食の体験から、これからの働き方を考えるヒントを受け取るひとときとなった。

ルースクリス ステーキ ハウス(東京 霞ヶ関、大阪)
https://www.ruthschris.co.jp/jp

ガズボーン・エステート
https://www.gusbourne.com/jp

 

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