古株セレクトショップが長らく優勢だったパリに、面白いモードブティックが次々と誕生。いま再び注目されている90年代の人気ブランド、ジャン・コロナも北マレに復活。
建築家パトリック・ブシャンが手がけた内装のコンセプトは“ケージの中”。ミラーをふんだんに使い、ライトを効果的に配置した。フューチャリスティックな異空間に、レディスの商品がずらりと並ぶ。
グラムロックな服で90年代のパリモード界の代表的存在だったジャン・コロナが、いま再注目を集めている。2010年秋冬シーズンからコレクションを再開し、瞬く間にファッション業界人たちの噂に。そして2014年9月、北マレに新ショップがオープンした。かつてのブランドを彷彿とさせるセクシーなドレスやスカートも健在だ。
左:ジャン・コロナらしいブラックドレス。ブランドのアイコンともいえるブラックで、異素材のコントラストを描いた。190ユーロ
右:透け感があるカシミヤ素材のストール各428ユーロ
タイポグラフィで埋め尽くされた、黒い外観を目印に。ジャン・コロナらしい独特な存在感が目を引く。
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INFORMATION
Jean Colonnaジャン・コロナ<3区>
22, rue Debelleyme 75003
01・42・78・74・34
FILLES DU CALVAIRE
13時~19時 休)日、月、火
AMEX、MASTER、VISA
CREDIT
photos :MANABU MATSUNAGA, réalisation : MASAÉ TAKANAKA
※掲載情報はFIGARO 2015年4月号 別冊「パリ最新アドレスブック。」 より抜粋
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