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庭が生み出す緑色の甘い夢をぎっしり詰めて。

2024.06.01

La Fantaisieラ・ファンテジー〈9区|オペラ〉

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最上階、緑あふれるテラス付きのルーフトップバーは天井も壁も花盛り。ゴールデン・ポピーのシェフによるカリフォルニアテイストのカクテルとスナックが味わえる。

食料品店やレストランが並ぶ歩行者通りにラ・ファンテジーは面している。グラン・ブルヴァールと呼ばれる大通りが走るパリの中心部から遠くない場所ながら、ホテルの裏手には鳥がさえずる緑輝く庭が広がる。室内装飾を託されたのはインテリア界の新スターであるマーティン・ブルドゥニスキーで、この庭にインスピレーションを得た彼は自然とアールドゥヴィーヴルが調和をなす内装をデザインした。

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客室内ハンドメイドのランプ、クッション、額、壁紙、ワイングラスなど植物テーマの装飾があふれる。庭に面した広いテラス付きのジュニアスイート 107号室。1,150ユーロ~

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バスルームには、カナージュ風の床のタイル。アメニティはホリデルミー。

植物モチーフの壁紙、鳥やカエルのレリーフが愛らしいベッドサイドのランプ......ホテルのためのオリジナルもあれば、彼がアーティストにオーダーした植物をテーマにした装飾のあれこれ。目に優しい色彩でまとめられた室内には長閑さが漂う。その一方、レストラン、ルーフトップバーは、自然がカラフルに表現されて華やかで陽気な雰囲気だ。地下のホリデルミーのスパも含めて都会の贅沢を楽しめる、ここは楽園!

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5ツ星ホテルらしく地下のホリデルミーのスパもゴージャス。フェイシャルやボディケアの予約者は3タイプのバス、ジェットバス、ハマムも利用できる。宿泊者以外も利用可能。

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階の庭に面したレストラン、ゴールデン・ポピー。シェフのドミニク・クランが提案する野菜と海の幸の料理を。通り側のカフェも彼女による監修だ。

推薦人
大村真理子
元フィガロジャポンパリ支局長。建築に造詣が深い。madameFIGARO.jpの連載「PARIS DECO」で、インテリアが素敵なアドレスを紹介。

INFORMATION

La Fantaisieラ・ファンテジー〈9区|オペラ〉

24, rue Cadet 75009
全73室
バスタブ付き2室 スタンダード550ユーロ、テラス付きスイート1,500ユーロ~、朝食(ビュッフェ)30ユーロ

01-55-07-85-07

CADET

カフェ:7時30分~23時 L.O.
レストラン ゴールデン・ポピー:12時~14時 L.O.、19時~22時30分 L.O.
ルーフトップバー:17時~翌1時 L.O.
無休

www.lafantaisie.com/

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CREDIT

photography: Julie Ansiau text: Mariko Omura

※掲載情報は「フィガロジャポン」2024年5月号より抜粋

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