子ども向けの舞台やプログラムも充実する、芸術の館。

多彩な芸術作品を上演する「KAAT（カート）神奈川芸術劇場」は、特色あるキッズ・プログラムも充実。音楽ライブやダンス、演劇など、五感を刺激するアートイベントに家族で参加しよう。

ホールでは、8月28日まで劇団四季のミュージカル『ノートルダムの鐘』を上演。子どもと一緒に観劇でき（2歳以下は膝上観賞可、3歳から要チケット）、託児サービスもある（要予約）。photo: Kanagawa Arts Theatre

子どもも楽しめる作品も随時企画しており、この夏には恒例の「KAATキッズ・プログラム2018」が開催される。

7月に行われる「KAATキッズ・サマー・パーティー」（7/28～29）はスタジオを高原に見立てて、音楽ライブやダンスなど楽しい企画がいっぱいの、0歳から夏気分を味わえるイベントを実施。

8月は、オーストラリアの劇団、ザ・ラスト・グレート・ハントによるハートウォーミングな『ニューオーナー』（8/4～5）、スコットランドのキャサリン・ウィールズ劇団は世界中で人気の作品『ホワイト』（8/7～9）、姉と弟の関係を題材に有名な童話に着想を得た『グレーテルとヘンゼル』（8/18～26）といった、子ども向け演劇が続々上演される。いずれも大人も楽しめるファンタジーで、親子で夢中になれること間違いなし！

劇場のエントランスであるアトリウム。高さ約30ｍの開放的な空間にある大階段の先に、ホールやスタジオがある。photo: Kanagawa Arts Theatre

2Fにある「BOOKAAT」コーナーは、劇場図書館として演劇やダンスなど舞台に関する書物が閲覧可。

8階建てのKAATは、NHK横浜放送会館との合築建築物。ホールと、大中小3つのスタジオを有する。photo: Kanagawa Arts Theatre