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小さなうつわのギャラリーで、一期一会の出合いを楽しむ。

2018.07.26

Sumica sumica栖

暮らしに寄り添ううつわは、日常使いのものからスペシャルなものまで、ひとつ一つが一点もの。展示会と常設展示でその魅力を発信する。

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常設展示の様子。北海道から九州まで、総勢50名近くの作家のうつわを取り扱う。なかにはここでしか手に入らない貴重なものも。

店主の栗栖 久さんが、独自のフィルターを通して集めるのは、落ち着いた風合いの国内作家のうつわたち。数多くの展示会を開催して、作り手に焦点を当て、その作風を掘り下げることを試みている。いまでは、常設展示よりも展示会の開催日の方が多いほどだ。

日常使い用のうつわは、かつては家族分5客ごと手に入れるものだったが、時代とともに生活様式は変わり、現在は特別な一点ものを重宝する傾向にあるという。こちらでも、普段使いの作家ものに加えて、特別感あるうつわの取り扱いも多い。作家・浜野まゆみさんの色絵虎文五角猪口のように、ほかでは取り扱いの少ないレアアイテムも。

同じうつわに見えて、色み、重さ、大きさにわずかな違いがあったり、ゆがみがあったりするものの、それも個性。ふと立ち寄って手に取ったものが、ずっと付き合うかけがえのないコレクションになるかもしれない。

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京都在住の作家・岳中爽果さんはさまざまな草花を文様にし、ひとつ一つ手作業で彫って仕上げる。淡い色の灰釉のうつわの縁や中央に、レースのような装飾を施した新作。皿各¥3,672、鉢¥5,616

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9月22日から展示会を開催予定の、郡司常久さん・慶子さんの皿は、どこかヨーロッパの風情も漂う。6寸皿 各¥3,240

INFORMATION

Sumica sumica栖

横浜市中区山下町90-1 ラ・コスタ横浜山下公園101

045・641・1586

日本大通り駅(みなとみらい線)

11時~19時 不定休

AMEX、DINERS、JCB、MASTER、VISA

utsuwa-sumica.com

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CREDIT

photos: HIROYUKI ONO, réalisation: ERI ARIMOTO

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