ピクニックや散策が気持ちいい、街のランドマーク。

近隣でランチをテイクアウトしたら、目指すは横浜っ子の憩いの場「山下公園」へ。横浜ベイブリッジや行き交う船を眺めながら、気ままに過ごしたい。

童謡でおなじみの「赤い靴はいてた女の子の像」や、姉妹都市サンディエゴ市（アメリカ）寄贈の「水の守護神」など、海外との交流に関する記念碑も多い。photo: Yokohama Convention & Visitors Bureau

1930年に開園した山下公園は、関東大震災のがれきを埋め立てて造られたという歴史がある。海に沿って細長く延びた敷地は、現在では一面に海を見渡せる眺望の素晴らしさやバラの名所として知られ、老若男女が思い思いに過ごす憩いの場として愛されている。

子どもと一緒に訪ねるなら、西側の開放的な芝生広場でピクニックするのが最高に気持ちいい。ぶらりと散策するなら、東側にある羅針盤をイメージしたという世界の広場で、さまざまな生き物のモザイクタイル画を探すのも楽しい。

さらに、ベイエリアの各所を移動する海上交通船「シーバス」や観光船「マリーンシャトル」に乗船して、海から港町横浜を眺めるのもまたとない思い出に。

横浜マリンタワーと重要文化財の氷川丸。1930年に太平洋を横断した大型客船の氷川丸は、チャールズ・チャップリンが乗船したことでも有名。月曜以外は見学可。photo: Yokohama Convention & Visitors Bureau

夜は公園と船がライトアップされて、一段とロマンティックな表情に。photo: Yokohama Convention & Visitors Bureau