ル・コルビュジエ建築とデザインを巡る、サン・テティエンヌの旅。 #02 ユネスコ認定のデザイン都市、サン・テティエンヌを歩く。

Travel 2017.12.12

リヨンの南西に位置するサン・テティエンヌ。ル・コルビュジエのファンなら、フィルミニ訪問の拠点として、グルメファンにはピエール・ガニェールのキャリアの出発地として、サッカーファンなら松井大輔が一時所属していた一部リーグのASサン・テティエンヌの本拠地だ、とピンとくるかもしれない。  

フランス人にもあまり知られていないことだが、サン・テティエンヌはユネスコの創造都市ネットワーク「デザイン部門」に加わっているフランス唯一の都市である。認定されたのは2010年。ここでは2年に一度、デザインに関係のない一般人も楽しめる国際デザイン・ビエンナーレが開催されていて、回を重ねるごとに来場者を増やしているそうだ。 

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デザインシティを象徴するシテ・デュ・デザイン。©Agence LIN architectes Finn Géipel + Giulia Andi

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デザインツアーの手引きとなる地図付きのガイド。サン・テティエンヌのツーリスト・オフィス(16, avenue de la Libération 42001 Saint-Etienne)と公式サイトフランス語版英語版)で入手できる。ツーリスト・オフィスはブティックも備えているので、地元の名産品の下見や買い物をするのもよい。

街中で、ユニークなデザインがお出迎え。

街を紹介しよう。パリのリヨン駅からのTGVが停車するサン・テティエンヌ・シャトークルー駅。19世紀末の建築物であるレンガが美しい駅舎の前の広場にはマルチカラーの葉をつけた木が立ち、釘型のスツールやら、青い2頭の馬やら……早くもデザインに出迎えられる。駅前に広がる再開発地区では、古い駅舎とコントラストをなすようなモダンな建物を複数建築中だ。

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街の訪問客をデザインシティらしく出迎える駅前広場。写真には写っていないが、車止めを兼ねた釘型のスツールTempoの左手には、マルチカラーの葉をつけた木が太陽に輝く。

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駅前広場にはソーラーシステムを導入したテーブル席が設けられている。晴天の日は、USB ポートで携帯電話の充電ができるのがありがたい。広場の向かい、樹脂の青い馬はアッサン・スマティの作品。

駅から中心部の入り口にあるサン・テティエンヌ・ツーリスト・オフィスまでは徒歩で10〜15分。ここで地図付きのデザインシティ・ガイドが入手できるので、それを片手に街歩きをするといいだろう。サン・テティエンヌは1881年にフランスで最初に路面電車が走った街で、それがいまも市民の大切な移動手段となっている。もっとも縦長のフォルムのサン・テティエンヌの街はさほど大きくないので、徒歩でも市内観光ができる。

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サン・テティエンヌは1881年にフランス初のトラムが走り、いまも市民の大切な交通手段として街中を走っている。また、ここはフランスで初の国産自転車を生産し、自転車産業でも知られた街。現在、街中を走るのは、緑色のレンタサイクルだ。ツーリスト・オフィスの向かいにもスタンドがある。

ここはデザインシティ。買い物や食事のついでに、街中の公共スペースでデザインを楽しめる。たとえば噴水のある市庁舎広場に何本もニョキニョキと立つカラフルなガラスとメタルの細長いマスト。これは日中はガラスの青や赤が太陽と戯れ、夜はマストの上に明かりが灯るという、地元のガラス職、鉄板製造などのサヴォアフェールが生かされた作品だ。

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市庁舎広場(Place de l'Hôtel de ville)。©Saint-Etienne Tourisme - Magali Stora

複数のコンテンポラリーアート作品が待っているのは、三角形のシャヴァネル広場(Place Chavanelle)。ギレン・ベルトロンの1羽だけ色が異なる鋳鉄製の鳩の群れのインスタレーション『l’R du large(レール・デュ・ラルジュ)』、ヤニック・ヴェイによる巨人2名を上から見た型にカットしたステンレス製の『Les colosses(レ・コロス)』、タコのような楽器はレミ・ジャキエによる『Pouet (プエ)』、赤い入れ子式のような小屋はドロテ・ノワルバンによる『le Cube (ル・キューブ)』……。

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シャヴァネル広場はコンテンポラリーアート作品の広場。

街の中心部から少し北に上がったところにあるシテ・デュ・デザイン前の広場には、ナタリー・タレックによる『Gimme shelter(ギミー・シェルター)』が。これはル・コルビュジエのモデュロールに沿ってデザインされた避難所のオブジェ。昼に見るのもいいけれど、闇の中でチューブのネオンが家具を描きだす様はとても幻想的なので、日没後に見るのも悪くない。

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シテ・デュ・デザイン前の広場の『Gimme shelter。夜、闇の中に浮かび上がる。Place d’armes, site Manufacture 42000 Saint-Etinnne

街を歩いていて目につく建物、それは黄色とブルーのガラスが印象的なイロ・グリュネ(Îlot Grüner)だろう。敷地内に複数のブロックが複雑に組み合わされ建物は、一筆書きで設計したかのようなひと続きの建築物だという。遠くから眺め、真下から眺め……位置もサイズもまちまちの窓が黄色い壁面にグラフィックな模様を描いているようで、見ていて心弾むものがある。サン・テティエンヌがユネスコのデザインシティに選ばれたのは、周辺まで明るく彩るこの建物が完成して間もなくのことだそうだ。

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イロ・グリュネはパリの建築家マニュエル・ゴトランによる設計。遠方からでも黄色の建物は見つけやすい。計27,000平方メートルのオフィスが入っており、サン・テティエンヌ都市圏共同体のオフィスもここにある。©Christophe ROY Totem

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窓は不規則に設けられていて、建物内のデスクに座る人の足元が通行人の目に入るような位置にあったりする。 

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ひとつながりの建物とは思えぬ不思議な建築物には、中には入らなくても周囲をぐるぐる回ってさまざな角度から眺める楽しみがある。イロ・グリュネの向かいには、サン・テティエンヌで小さな食料品店から出発し、大成功したスーパーマーケット・チェーンである「カジノ」の元本社が建っている。この1970年代のコンクリートの建物が老朽化したため、本社は駅前のモダンな新社屋に移転。建築的には興味深い元本社だが、取り壊しの可能性もあるとか。

イロ・グリュネ
Îlot Grüner
2, avenue Grûner
42000 Saint-Etienne

>>市民の意識を高める、商店デザインコンクール。

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市民の意識を高める、商店デザインコンクール。

サン・テティエンヌでは1年おきに、商店デザインコンクールを開催している。2003年から始まったもので、これまでの受賞店は市内に多数。このコンクールによって市民のデザインへの意識は高まり、また観光客も買い物や食事をすることでデザインを身近に感じることができる。コンクールは2017年から4部門に分けられ、プロダクト賞、サービス賞、店内設計賞、デジタル賞の4店舗が受賞した。さらに一般人の投票により結果が決まる一般人賞もあるので、受賞店は5軒だ。

インテリアショップ ボド
2017年のデジタル賞グランプリに輝いたインテリアショップ「ボド(BØDO)」を覗いてみよう。ドロテ・エスクフィエが2015年に、“エコ・リスポンサビリティ”を掲げて開いた店である。竹の繊維のお盆や器、黄金色の植物を素材にしたアクセサリー、ウールの裁ち落としを集めて作ったラグ……素材へのこだわりを感じる品揃えだ。エシカルであることも意識し、また地元のクリエイターの仕事も提案するように彼女は努めている。カラフルな色の品が少なくないせいか、店内は陽気で温かな雰囲気。価格は15ユーロから320ユーロくらいまでと幅広く、買い物心が誘われるブティックである。

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ドロテは自分の名前の一部が含まれた店名を考えていた時に、ノルウェーの北部の大自然の中にある村の名前“Bodo”の存在を偶然知った。木を使った品を多く扱う店なので、スカンジナビア的な名前は悪くない、ということで命名。BØDOのロゴには、サン・テティエンヌにゆかりあるシダの葉があしらわれている。日本のお椀にインスパイアされたOBAKEの蓋付き木製器に、ドロテはシダを彫ってもらうコラボレーションをした。1個30ユーロ

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ウールの裁ち落としで作ったラグ(120×150cm)は色のミックスが魅力的(38ユーロ)。ウールのフックもカラフルだ。さほど広くない店内には、自然のぬくもりを感じされる品があふれている。

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竹の繊維で作ったカラフルなボウルや器、ブラジルで育つゴールドの植物を素材にしたブレスレット。

ボド
BØDO
3, rue Notre-Dame
42000 Saint-Etienne
tel:+33 4 77 57 20 90
営)10時〜13時、14時30分〜19時
休)日、月
https://www.mon-bodo.fr

ワインバー ア・ヴァン・パ・デ・マルシュ
サービス賞グランプリも店内設計賞グランプリも、受賞したのはともにワイン関係の店である。
サービス賞を受賞したのは、トム・エバズとジミー・ドゥヴァスという若い男性2人組が2016年5月にオープンした「ア・ヴァン・パ・デ・マルシュ(A Vin Pas des Marches)」。ワイン、ウイスキー、シャンパンなど約600種を揃えている。試飲会やケータリングサービスが評価され受賞したのだが、もちろん店内のインダストリアルな内装も評価の対象となったそうだ。 

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店の外にデザインコンクールの受賞者であることを示すシールが貼られている。店内にはトロフィーも。

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車の修理工場で使われていた素材をリサイクルしたラックや、古い木のテーブル……インダストリアルな雰囲気のモダンな店内。

ア・ヴァン・パ・デ・マルシュ
A Vin Pas des Marches
23, rue Roger Salengro
42000 Saint–Etienne
tel:+33 4 77 41 46 33
営)10時〜13時、15時〜19時30分
休)日、月
https://a-vin-pas-des-marches.fr

同じ通りの7番地の「ヴラック・アン・ヴェール(Vrac en Vert)」は、2017年のコンクールで一般人の投票による市民賞を獲得したエピスリー。また11番地のブティック 「アトリエ・デュ・コワン(L’Atelier du Coin)」は、陶器、アクセサリー、オブジェ……地元のサヴォアフェールや職人仕事による品を集めたブティックである。 このブティックも過去の商店デザインコンクールの受賞者のひとつ。

ワインバー ドゥマン・レ・ヴァン
コンクールで2017年の店内設計賞に輝いたのは、ワインバーの「ドゥマン・レ・ヴァン(Demain les vins)」。モダンながら温かみのある店内はボトルやワインの木箱、樽といった品々をリサイクルした家具、W字型のオリジナルワインラックなど、ワインを飲めない人でも眺めていて楽しく、長居したくなる。こちらは2016年2月の開店。700銘柄のワインを揃え、なかには希少なものや、将来が楽しみなものも。ワイン界の明日(ドゥマン)のスターを発掘!的な気持ちが、店名に込められている。バーが提案するのはフランス産のハム類やチーズなど。

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通りに面した窓から見える、ワインボトルを使ったランプが目印。

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オリジナルデザインの棚に並ぶワインボトルが壮観。

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テーブルにはワインの木箱や樽を使用している。和牛とワインの組み合わせなども提案。

ドゥマン・レ・ヴァン
Demain les vins

1bis, cours Jovin Bouchard
42000 Saint-Etienne
tel:+33 9 86 19 97 37
営)11時〜19時(水)、11時〜24時(木、金)、10時〜24時(土)
休)日、月、火
http://www.demainlesvins.com

>>国際デザイン・ビエンナーレ会場、シテ・デュ・デザイン。

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国際デザイン・ビエンナーレ会場、シテ・デュ・デザイン。

フランソワ1世の時代からサン・テティエンヌを代表していた兵器産業。2001年まで操業していた国立兵器工場の3万3,000平米という広大な跡地に、シテ・デュ・デザイン(Cité du design)という文化施設が生まれたのは2009年だ。国際デザイン・ビエンナーレのメイン会場となるここには、ラ・プラティーヌ(La Platine)、32メートルのタワー、そしてサン・テティエンヌ高等美術デザイン学校がある。

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国際デザイン・ビエンナーレの会場にも使われるシテ・デュ・デザイン。中央の横長の建物が新しく建てられたラ・プラティーヌ。右側の元兵器工場の建物群がサン・テティエンヌ高等美術デザイン学校の校舎に使われている。中央奥のタワーは高さが32メートルあり、360度のパノラマの眺望に興奮! 建築ファンを喜ばせるのは、ノーマン・フォスター卿が設計した流線型のコンサートホールZénith(ゼニット)の眺めだ。© Agence LIN Finn Geipel + Giulia Andi Photographe Christian Richters

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シテ・デュ・デザインが建てられたのは国立の兵器工場跡地。広場に面した入り口の鉄の門扉の上にRF(フランス共和国のイニシャル)が掲げられている。

ラ・プラティーヌは網状の鋼鉄で作られた現代建築。企画展会場、デザインに関わる素材を集めたスペース、ブティック、レストランなどを擁し、日頃デザインに関わりのない人々も楽しい時間を過ごせる場所となっている。レストランに隣接した巨大なシダ(フジェール)の木がニョキニョキと立つ温室も、なかなか興味深い。というのも、この森林が昔々の恐竜時代のサン・テティエンヌの光景だからだ。枯れたシダの巨木が地中で押しつぶされ、圧縮され、そして石炭になって……何億年もの後、こうしてサン・テティエンヌは炭鉱の街として潤うことになったのである。最新のデザインの現場に歴史が息づくシテ・デュ・デザインだ。  
ここを訪問後、先に紹介したナタリー・タレックによる『Gimme shelter』(P.1)を広場で見逃さないように。

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年に2回開催される企画展の会場。2018年1月7日まで『Are you talking to me?が開催されている。1990年代にクリエイトされたインターネットをコミュニケーションツールとして、未来には何が可能か、を探る展覧会。明日のスマートシティのデッサンが掲げられた会場内には、スピーカーが並ぶ。ユネスコがデジタルアート・シティとして認定したフランスのアンギャン・レ・バンとの共同企画だ。

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世界中から、手頃な価格のデザインを集めたブティック。サン・テティエンヌのデザイナーによる品の並ぶコーナーが一角に設けられている。

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レストランに隣接した温室にはシダが生い茂る。

シテ・デュ・デザイン
Cité du design

3, rue Javelin Pagnon
42000 Saint-Etienne
www.citedudesign.com

>>フォーカルのスピーカーはサン・テティエンヌ生まれ。

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フォーカルのスピーカーはサン・テティエンヌ生まれ。

デザインシティを代表する企業をひとつ、紹介しよう。フォーカル(FOCAL)は、1979年にエンジニアでジャーナリストのジャック・マユールが世界最高のスピーカー・ユニットを求めて、サン・テティエンヌで創業したスピーカーのメーカーである。現在、個人宅用のスピーカー・ユニット、ヘッドフォン、車のスピーカー、録音スタジオのモニターなどを製造していて、オーディオマニアの間では高音質のスピーカーのブランドとして、国際的に知られた名前だ。サン・テティエンヌを代表する老舗ショコラブランドのヴェイスと同様、フォーカルも文化遺産企業に指定されている。

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フォーカルのスピーカー。グラスファイバーシートのサンドイッチが音の秘密だ。スピーカーを納めるキャビネットはブルゴーニュ地方のアトリエで作られている。

フォーカルはスピーカーの鍵である振動板の素材の開拓者。フラックスというフランスのピカルディー地方で育つ麻を使用している。その振動板の両側を固いグラスファイバーシートでサンドイッチすることで、軽く、強く、無駄な音がしないという、スピーカーに必要な三大要素を備えた品ができあがる。もちろん振動板の製法にはいろいろと秘密があり、それらについてフォーカルは特許を有している。

マユールがひとりで始めたフォーカルが400名を抱える企業に発展したのも、音とデザインの両方に優れたメーカーがほかに存在しなかったから。 現在も決して音を犠牲にしないことを信条に、英国人のデザインディレクターの下、美しい品をデザインし続けている。最近発表したのは、8色から選べるモダンな内装に似合うスピーカーの「Kanta」。このデザインと音質を堪能するにはかなり広いスペースが必要とされるが、その点、ヘッドフォンなら空間のサイズを問わない。フォーカルが誇る超高性能のヘッドフォン「Utopia」は4,000ユーロ !  音の違いを求める人にとっては、心地よい贅沢といえるだろう。

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麻の振動板と、ゴールドの5倍も高価なベリリムの振動板を使ったスピーカーの新作「Kanta」。ヘッドフォン「Utopia」の最高級バージョンは地元のジュエラーTournaireとのコラボレーションによるもので、8台限定。ダイヤモンドを使用しているゆえ、1台10万ユーロと高価である。

フォーカルはサン・テティエンヌの郊外に17,500平米の広大な敷地を構えている。開発され商品化される約80%の品がここで生産されているのだが、工程を見ると、実に多くの部分が人間による手作業で進められていることに驚かされる。商品テストにしても、人間の耳も活用されているそうだ。その一方では未来に目を向けた企業として、シテ・デュ・デザインの学生に、「音を聴くための車」というテーマでコンクールを開催したり……。デザインシティ、サン・テティエンヌの企業ならではの発想だろう。

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サン・テティエンヌ観光会議局
Office de Tourisme et des Congrès de Saint Etienne

16, avenue de la Libération 42000 Saint-Etienne
tel:+ 33(0)4 77 49 39 00
営)10時~12時30分、14時~18時30分
休)日
http://saint-etiennetourisme.com

réalisation & photos : MARIKO OMURA

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