人気風水師・李家幽竹さんが厳選した、2018年の開運旅。#03 大きな空が広がる箱根元宮で、未来を輝かせて。

Travel 2018.06.22

「フィガロジャポン」でもおなじみ、開運のスペシャリスト、人気風水師の李家幽竹さんによると、この7月は、2018年に1度しかない、ご利益6倍の開運月。7/7~8/6の間に自分の吉方位へ出かけると、開運旅へ6回も行った分の運気がチャージでき、さらに7/7、16、25、8/3のいずれかに出発すると、10倍もの効果が得られるスペシャルな1カ月が始まります。
そこで李家さんに聞いた、2018年の運気を強力にアップする、7つのパワースポットを紹介! 3回目はまるで天を感じるような、広大なパワーがあふれる箱根元宮。
ステイタスアップや将来へつながる道を開いてくれるという、駒ケ岳山頂のご神域へ。

開運スポット 03.神奈川県 箱根元宮

箱根最高峰の神山で、
天の運気を取り込む。

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駒ケ岳の山頂にあるこの場所は、山岳信仰の時代を彷彿とさせる。御祭神は瓊瓊杵命(ににぎのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)。

都会人のオアシスとして親しまれている箱根。もともと箱根神社の神領地だった芦ノ湖周辺は、湖畔の緑に朱赤の鳥居が映え、天気が良ければ富士山も見渡せる聖域だ。観光客も多く、湖畔に近い箱根神社の奥宮に当たるのが箱根元宮。ロープウェーで駒ケ岳山頂へ上ると、遮るもののない大地に風を受けて悠然と拝殿が佇む。はるか昔、修験者は箱根最高峰の神山を「神が鎮まる山」として仰ぎ、祭事を行っていたという。元宮の奥には御神火祭場があり、いまも10月24日に祭りが行われている。パワースポットは神社脇にある大きな岩の周辺。土台を固める運や出世運、将来へつながる道への運がもらえる。眼下に芦ノ湖を見渡す開放感に満ちた山頂で空を見上げながら、天の運気をたっぷり吸収して。

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眼下には芦ノ湖が。

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白馬に乗って神様が降臨したといわれる「馬降石」。

箱根元宮 はこねもとつみや

神奈川県足柄下郡箱根町元箱根110 
tel:0460-83-7123(箱根神社社務所) 
参拝時間:自由 
アクセス:箱根登山鉄道箱根湯本駅から伊豆箱根バス箱根園行きで約1時間、終点で下車。そこから箱根駒ケ岳ロープウェーで約7分、下車後徒歩約15分。ロープウェーは上り始発9時、上り最終16時30分、下り最終16時50分
http://hakonejinja.or.jp

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stay 星野リゾート 界 箱根

ダイナミックな箱根の山のパワーみなぎる至福の温泉旅館。

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壁一面、遮るもののない半露天の大浴場。古代檜の湯船に浸かると新緑の中へと吸い込まれそう。

旧東海道沿いを流れる須雲川と緑豊かな湯坂山を借景に、美しい箱根の自然に囲まれた界 箱根。全室リバービューの客室からはこの時期、畳やローソファでくつろぎながら、むせかえるような新緑と川のせせらぎを堪能できる。箱根と言えば箱根火山のカルデラ内に仙石原、強羅、湖尻、箱根湯本など「二十湯」もの温泉を擁する日本有数の温泉地。ここ箱根湯本温泉は冷え性などにもよいとされるナトリウム・塩化物泉で、じんわり代謝をアップする。圧巻なのは古代檜でつくられた浴槽のある大浴場。眼前には絵画のように美しい湯坂山の景色が広がり、自然と一体となれる開放的な空間が広がる。とくに朝露の残る早朝は、澄み渡った空気とともに山のパワーを全身に感じるだろう。

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箱根の伝統工芸、寄木細工を随所に使ったご当地部屋「箱根寄木の間」。縁台からは眼下に川を見下ろせる。

ご当地ならではのしつらえや文化体験でもてなす星野リゾート 界が手がけるこの温泉旅館では、箱根で古くから培われてきた寄木細工が、館内のいたるところに使われている。客室のテーブルや建具、ロビーラウンジで提供されるうつわなど、モダンにデザインされた寄木細工に、新たな伝統美を発見できる。いっぽうで箱根は古くから欧米人や上流階級をもてなしてきた伝統ある土地。明治の文明開化の時代に取り入れられた牛肉料理に着想を得た「明治の牛鍋」、メレンゲ状にした豆乳と豚肉を鍋でいただく「豆乳メレンゲ鍋」など、目にも楽しい料理が身体にしみじみ染み渡る。夕食の後は「寄木CHAYA」で伝統の寄木細工の器で季節の飲み物や甘味を。江戸時代、難所・箱根の関を越える旅人を癒やしてきた茶屋文化に思いを馳せながら、箱根のパワーを充電したい。

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「特別会席」で供される「明治の牛鍋」。味噌仕立てにした牛肉と野菜の旨味を存分に楽しめる。

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スタンダードな「季節の会席」コースより「豆乳メレンゲ鍋」。ふわふわのメレンゲ状にした豆乳と臭みのない豚肉が好相性。

星野リゾート 界 箱根

神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋230
tel:0570-073-011(界 予約センター 9時〜20時)
チェックイン15時、チェックアウト12時
アクセス:箱根登山鉄道箱根湯本駅より車で約7分
https://kai-ryokan.jp/hakone

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eat WOOD SIDE RESTAURANT

箱根のおいしい空気とともに、海と山の恵みをいただく。

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芦ノ湖の北、湿原や草原が広がる仙石原エリアは多くの美術館が立ち並ぶ人気エリア。滞在型のホテル、ネストイン箱根の敷地内にあるウッドサイドレストランは、澄み切った空気と豊かな植生に囲まれた“森のレストラン”だ。海と山に囲まれた駿河エリアの素材を中心に、食材の味を最大限に生かした素朴で美味しい料理を提供。箱根山麓豚や富士宮産の鱒、静岡産フルーツトマトなど近隣の素材を、絶妙な火加減によってシンプルかつダイナミックなひと皿に仕上げる。ランチはサラダ、前菜、スープ、メイン、デザートなどで構成されるコースとスープ、メイン、デザートのランチプレート。ディナーは全7品から構成されるコースで、すべてに天然酵母パンとドリンクがつく。旬の食材と自然豊かな環境で五感を研ぎ澄ませ、運気をアップしたい。

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インテリアはLA在住の八木保によるアートディレクション。全面ガラス張りの開放的な空間で、箱根の森を満喫できる。

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ディナーコース¥9,504の前菜より、「富士宮産くぬぎ鱒 昆布ゼリー寄せ、紫蘇ソース」。目にも鮮やかな美しいひと皿は、初夏にふさわしい。

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ディナーのコース¥9,504より、「オマール海老わさびバター焼き」。ふっくら焼き上げたオマール海老に、ピリリとしたわさびが好相性。

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ディナーのコース¥9,504より「鴨の胸肉のロースト、フレッシュブルーベリーソース」。濃厚な鴨肉に、爽やかなブルーベリーソースがマッチする。

WOOD SIDE RESTAURANT ウッドサイドレストラン

神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1290
tel:0460-83-9621
営)朝食:7時30分〜9時30分 ランチ:11時〜14時30分 ディナー17時30分〜21時30分
無休
アクセス:小田急線小田原駅より箱根登山バスで約40分。「俵石ガラスの森美術館」下車、そこから徒歩約5分。
https://nestinn-h.co.jp/dining_bakery/woodsiderestaurant

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お話を伺ったのは...
風水師・李家幽竹(りのいえゆうちく)

韓国・朝鮮王朝の王族、全州李氏19代目風水師。「風水とは環境を整えて運を呼ぶ環境学」という考え方のもと、衣・食・住、行動全般にわたるさまざまな分野でアドバイスを行い、その女性らしい独自のセンスで展開する風水論をもとに、開運のスペシャリストとして多くの女性たちが支持。毎年15冊以上のベストセラー書籍を出版するなど著書も多数。出版書籍は100冊を超える。http://yuchiku.com

 

texte : JUNKO KUBODERA

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