どう遊ぶ？ 東京ホテル最新レポート。#02 伝説のロビーも健在、蘇った東京の新名所。

ジ・オークラ・トーキョー｜虎ノ門

麻の葉文様の組子越しに光が入るオークラ プレステージタワーのロビー。伝統のオークラ・ランターンは、外側のプレートはそのままに、電球をLEDに替えた。

約4年間の建築期間を経て、あのホテルがジ・オークラ・トーキョーとなって帰ってきた。41階の高さを誇るオークラ プレステージタワーと、オークラ ヘリテージウイングの2棟に分かれ、見事に再現されたランターンが連なるロビーのほか、歴史を引き継ぐフランス料理 ヌーヴェル・エポックやバーラウンジ スターライトも登場。注目は日本初上陸となるフレンチブランド、アナヤケのスパ。五行思想に基づき生まれたアイテムは、葛や炭を使ったものも。頭の先から足の先までじっくりほぐすことでコリや疲れを取っていくトリートメント「Tsuchi」は、世界で体験できるのはここだけ。都内最大級を誇る屋内プールや、専属トレーナーが付くジムと合わせて活用し、総合的に身体をケアできる。ホテルならではの極上のリラックス時間を過ごして。

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オークラ ヘリテージウイングのロビーでは、和紙や金箔で飾った『三十六人家集料紙』が迎える。

水盤、オークラスクエアを囲むようにふたつの棟が立つ。

プレステージルームには窓に面したバスタブ付きの部屋がある。ヘリテージウイングにはバルコニー付きの部屋も。

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アナヤケのスパでおすすめが、ボディメニューの「Tsuchi」コース（60分 ￥20,900）。窓に面した部屋もある。

フランス料理 ヌーヴェル・エポックではテロワールを大切にしたフレンチが楽しめる。

￥35,200のコースの前菜「フォアグラのローズ仕立て“ピエール・ドゥ・ロンサール”」。

※『フィガロジャポン』2019年12月号より抜粋