Tourism Fiji 心と身体と地球に優しい、フィジーへの旅。
Travel 2020.03.13
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透明度の高い海、真っ白の砂浜……フィジーと聞くと、“楽園”のようなイメージを思い浮かべる人が多いはず。
でもフィジーの魅力はそれだけではない。街でもリゾートでも、いたるところで「ブラ(こんにちは)!」と挨拶が交わされ、フィジーの人たちの温かい笑顔とホスピタリティに魅了されて再訪する人がたくさんいるそう。
美しい自然とおおらかな人々。そのすべてがフィジーの魅力。©TOURISM FIJI
フィジー共和国が位置するのは、日本から約7,000km離れた南太平洋。世界中のセレブリティを惹きつけるラグジュアリーな離島リゾートから、手つかずの自然が残る秘境まで。333もの大小の島々から構成される、総面積は四国とほぼ同じくらいのフィジーには、“楽園”という言葉だけでは言い表せない魅力が詰まっている。
今回は、ナンディ国際空港があるフィジーの本島・ビチレブ島を起点に、その西側の半島であるデナラウ島、デナラウ島からアクセス抜群のママヌザ諸島とヤサワ諸島、そしてビチレブ島に次いで2番目に大きいバヌアレブ島より、おすすめのスポットやアクティビティを、3つのテーマに分けてご紹介!
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1. 地元の人たちと、環境のためにできること。
エコトラックス・フィジー Ecotrax Fiji
電動アシスト自転車を繋げたユニークなトロッコに乗って楽しむ「エコトラックス・フィジー」。ペダルをこいでも、完全に電動にしてもOK! © ECOTRAX FIJI
ビチレブ島南部に広がる、コーラル・コーストに敷設された鉄道レールを、電動アシスト自転車を付けたトロッコで走るアクティビティ「エコトラックス・フィジー」。大きな川にかかる橋を渡り、マングローブの森を抜け、地元の村に立ち寄ってフレンドリーな地元の人々と交流したり、動物たちに出合ったり。ターコイズ色の海に着いたら、新鮮なフルーツやココナッツドリンクでひと休み。海に入って、シュノーケリングも楽しめる。
実はこのレール、かつてはフィジーの主要産業であるサトウキビ運搬用列車が走っていたが、この区間の生産量が減ったことで廃線に。それを再利用して、素敵なアクティビティが誕生した。参加者がビーチで楽しむフルーツやココナッツは、立ち寄る村の人々が育てたもの。参加することで地元の経済支援にも繋がる仕組みになっている。また必須ではないが、申し込み時に伝えれば、村の人々に本やスポーツ用品などのギフトを直接届けることも可能だ。
エコトラックス・フィジー
Cuvu, Viti Levu Island
tel:+679-9770-824
営)モーニングツアー9時〜12時15分、アフタヌーンツアー13時30分〜16時45分
料金)149フィジードル
ecotraxfiji@gmail.com
アクセス:ナンディ国際空港、デナラウ港から車で約1時間。場所によりホテルからの送迎あり。
www.ecotrax.com.fj
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キャスタウェイ・アイランド, フィジー
Castaway Island, Fiji
サンゴ礁に囲まれた、1島1リゾートのプライベートアイランドリゾート「キャスタウェイ・アイランド,フィジー」。©CASTAWAY ISLAND FIJI
フィジーでは、多くのリゾート施設が環境保護活動にアクティブに取り組んでいる。ママヌザ諸島で50年以上もの間、世界中のゲストを迎えてきた象徴的なリゾート「キャスタウェイ・アイランド,フィジー」もそのひとつ。
美しいサンゴ礁で知られるここでは、リゾート内でサンゴを育成し、海中に移植する「コーラル・プランティング」を行っている。宿泊客が参加できるプログラムもあるので、興味のある方はぜひ予約時に尋ねてみて。
サンゴの生態系について学びながら、サンゴの種苗をセメントに固定して海中に戻す「コーラル・プランティング」に、子どもたちも参加。©CASTAWAY ISLAND FIJI
キャスタウェイ・アイランド,フィジー
Castaway Island, Mamanuca Islands
tel:+679-666-1233
アクセス:ナンディ国際空港からヘリコプター、水上飛行機で約10分。デナラウ港からフェリーで約90分。
https://jp.outrigger.com/hotels-resorts/fiji
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ジャン・ミッシェル・クストー・リゾート, フィジー
Jean-Michel Cousteau Resort, Fiji
「ジャン・ミッシェル・クストー・リゾート, フィジー」の創業者であり海洋探検家のジャン・ミッシェル・クストー。 ©JEAN-MICHEL COUSTEAU RESORT, FIJI
フィジー北部のバヌアレブ島は、まだ手つかずの自然が多く残る島。ビチレブ島のナンディ国際空港から飛行機で約1時間ほどで、広大なサンゴ礁やジャングルのような熱帯雨林を擁するこの島を訪れることができる。
バヌアレブ島の南部に位置するのが、「ジャン・ミッシェル・クストー・リゾート, フィジー」。世界的に知られるフランスの海洋探検家・環境保護活動家の名を冠した、先駆的なエコリゾートだ。レストランで提供する料理からアメニティ、スパで使用するコスメにいたるまで、すべてローカルの素材から作られた自然由来のもの。3000年以上前から、この土地と海の豊かな資源とともに生きてきたフィジーの人々へのリスペクトが込められている。
常駐する海洋生物学者による子どもたちのための教育プログラムやシュノーケリング、森林再生について学ぶマングローブツアーなど、あらゆる世代のために自然環境について学ぶ機会を提供。ラグジュアリーなステイを満喫しつつ、フィジーの自然の恵みを五感で感じたい。
敷地内にはオーガニックガーデンがあり、ここで育てたフレッシュな果物や野菜が食卓に上る。 ©JEAN-MICHEL COUSTEAU RESORT, FIJI
ジャン・ミッシェル・クストー・リゾート, フィジー
Lesiaceva Point Road, Savusavu, Vanua Levu Island
tel:+679-885-0188
アクセス:ナンディ国際空港からサブサブ空港まで飛行機で約1時間。サブサブ空港から車で約15分。
www.fijiresort.com
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2. フィジーの食のトピックス。
「ソフィテル・フィジー・リゾート&スパ」の「ココンダ」
"Kokoda" at Sofitel Fiji Resort & Spa
日本人の口にも合うフィジーの家庭料理「ココンダ」。 ©SOFITEL FIJI RESORT & SPA
地元でとれる新鮮なシーフードやタロイモ、ココナッツなどを使ったフィジー料理、多くのインド人が暮らすことから国民食となっているカレー、そして地元食材を生かした各国料理など、フィジーの食は実に多彩だ。伝統文化に触れるツアーやアクティビティに参加すれば、バナナの葉で包んだ食材を焼けた石と地中に入れて蒸し焼きにする「ロボ(Lovo)」料理を味わうこともできる。
フィジーの郷土料理でぜひ試したいメニューのひとつが「ココンダ(Kokoda)」。白身魚の刺し身をライムジュースでマリネして、野菜とともにココナッツミルクに漬け込んだ料理で、ホテルのレストランでも前菜として人気。デナラウに位置する「ソフィテル・フィジー・リゾート&スパ」に昨年8月にオープンした「ソリス・レストラン」では、目の前で調理してココナッツシェルのうつわに盛り付けてくれる。郷土料理をホテルの洗練されたプレゼンテーションで味わって。
海に面した絶好のロケーションに位置する「ソリス・レストラン」。地元でとれたシーフードや野菜をふんだんに使った地中海スタイルの料理を提供する。©SOFITEL FIJI RESORT & SPA
ソリス・レストラン(ソフィテル・フィジー・リゾート&スパ)
Denarau Island
tel:+679-675-1111
営)11時〜17時、18時〜22時
無休
アクセス:ナンディ国際空港から車で約20分。デナラウ港から車で約4分。
www.sofitel-fiji.com/dining/solis-restaurant
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クラウドナイン Cloud 9
「クラウドナイン」ではベジタリアンやグルテンフリーのピザも用意。ローカルのビールやラムから、バリエーション豊かなカクテル、モクテルまで、豊富なドリンクが揃うのもうれしい。 ©CLOUD 9
フィジーならではの食体験といえば、海の上の開放感たっぷりなシチュエーションで、焼きたてピザをいただける「クラウドナイン」もおすすめ。ママヌザ諸島の海に浮かぶ洋上レストラン&バーだ。
伝統的な茅葺き屋根をちょこんと乗せた2階建ての船には、デッキにデイベッドが設えられ、国際的な顔ぶれのDJが音楽でリラックスムードを演出。美しい海と戯れたり、本格的なピザ窯で焼かれるピザとドリンクを楽しんだり、ここでしか味わえない至福の体験が待っている。
クラウドナイン
tel:+679-869-7947
料金)229フィジードル(送迎、フード&ドリンク含む)
アクセス:ナンディ国際空港からデナラウ港まで車で約30分、デナラウ港からフェリーで約45分。
www.cloud9.com.fj
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フィジアナ・カカオ Fijiana Cacao
「フィジアナカカオ」はフィジー産のカカオとサトウキビを使い、伝統的な製法で丁寧に手作りされている。予約制で工場見学もできる。 ©FIJIANA CACAO
実はフィジーはカカオの産地。“ビーントゥバー”という言葉が一般的になるずっと前、2000年代前半から図越(ずこし)智仁さん・治美さん夫妻が100%フィジーの素材にこだわって作り続ける「フィジアナカカオ」は、いまや海外でも高い評価を得ている。
「フィジアナカカオ」をはじめ、ビチレブ島にはいくつかのフィジー産チョコレートブランドがショップを構える。ギフトショップでも扱っているので、旅の思い出に入手したい。
フィジアナ・カカオ
Denarau Industrial Park, Lot 7, Block 1, Denarau Island
tel:+679-672-1011
営)9時〜15時
休)土、日
アクセス:ナンディ国際空港から車で約30分。デナラウ港から車で約5分。
http://fijianacacao.com
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3. フィジーの海の恵みから生まれたコスメ。
ナマ・ファクトリー・ツアー Nama Factory Tour
ヤサワ諸島で収穫されるナマを使ったコスメブランド「ナマ・フィジー」が生まれる現場を訪ねる「ナマ・ファクトリー・ツアー」。脚の浄化からツアーがスタート。 ©ROSIE HOLIDAYS
ナマ(Nama)とはフィジー語で海ブドウのこと。フィジーで採れるオーガニックの海ブドウから生まれたコスメブランド「ナマ・フィジー(Nama Fiji)」は、すべての成分が自然由来で、合成香料やパラベンは不使用。細胞のひとつひとつに沁みわたるような保湿効果を実感できる。「ナマ・フィジー」の原材料となるナマは、映画『青い珊瑚礁』(1980年)の舞台としても知られるヤサワ諸島で採取されている。
昨年からは工場見学とスパ体験、ナマを使った食事をいただける「ナマ・ファクトリー・ツアー」がスタート! ツアーではまず、ナマの収穫を地元女性が担い、彼女たちの収入に繋がっている背景を学ぶ。そして「ナマ・フィジー」の工場を見学し、そのプロダクトを使ったフィジーの伝統的なボンボマッサージを体験。心身ともにリラックスした後は、ナマを使ったサラダでランチタイム。ナマに秘められた力を、さまざまな角度から感じたい。
日本では沖縄料理でおなじみのナマ。シェフによるフィジーの伝統的なナマサラダの作り方のデモンストレーションの後に、海の恵みを味覚を使って楽しんで。 ©ROSIE HOLIDAYS
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ピュア・フィジー Pure Fiji
フィジーの多くのリゾートのスパで、「ピュア・フィジー」が使用されている。 ※写真はイメージです。
©MATAMANOA ISLAND RESORT
そしてフィジーのローカルコスメブランドといえば、「ピュア・フィジー」。ココナッツオイルや南国のフラワー、フルーツ、砂糖など、フィジーで育まれた天然成分をふんだんに使ったプロダクトは、フィジーの高級リゾートやホテルのスパで使用されるほか、お土産としても人気。
今回紹介したトピック以外にも、フィジーには伝統文化に触れる体験や、島ごとに異なる特色を持つ自然環境、それを生かした個性的なリゾートなど、まだまだ語りつくせないほどの魅力がある。まずは一度訪れて、青い海と人懐こい笑顔に触れたら、瞬く間にフィジーの虜になるはず!
【関連リンク】
○JTB
「JTBのフィジーエアウェイズで行く フィジー」
○エイチ・アイ・エス
「おトク料金満載!HISいちおしフィジーツアー」
○エスティーワールド
「離島で泊まりたいオススメホテル特集」
○クラブツーリズム
「観光・食事充実!添乗員同行で行くクラブツーリズムの旅」
○旅工房
「旅工房 フィジー紹介ページ」
※掲載店の営業時間、定休日、商品の価格などは取材時と異なる場合もあります。ご了承ください。
●問い合わせ先:フィジー政府観光局
www.fiji.travel