現代作家のうつわが揃う、ソウルの西村エリアへ！

いまソウルへ旅するなら、韓国作家のうつわ探しを楽しみたい。数年前から、少しずつうつわの店が集合している、景福宮（キョンボックン）の西側に位置する西村（ソチョン）エリアへ行ってみよう。

ヒアリ｜Herere｜
作家の工房が、そのままショップに。

素焼きの状態のうつわが床やテーブルに無造作に置かれ、そこには花がそっと添えられていたり。27歳の女性の感性が投影され、エクリュやトープといった絶妙なカラーバランスで成立するフェミニンなうつわが揃う。マグカップは35,000ウォンから、皿は14,000ウォンから。作家から直接うつわを購入できる数少ない貴重な店だ。

「20〜30代前半の若手作家が増え、以前よりモダンな印象になった」と語る作家のキム・ウンジ。

Herere／ヒアリ
03039 서울 종로구 필운대로 31-1 2층
2F 31-1 Pirundae-ro, Jongno-gu, 3039 Seoul
tel:010-6735-5578
M）景福宮
営）11時〜17時
休）月、金、祝、旧正月、旧盆　※月、金は予約があればオープン
カード）MASTER、VISA　※手数料10%加算
www.instagram.com/_herere

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西村車庫（ソチョンチャコ）｜서촌차고

天然の炭酸をたっぷり含むことから、シャンパンマッコリと呼ばれる話題のボクスンドガソンマッコリを販売する西村車庫。価格は1本12,000ウォン。お土産としても人気！

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メイズ｜May's
セミマット質感のうつわに注目。

こなれたテクスチャーの定番品が盛りだくさん。オリジナルのほか、人気作家チャン・ジニョンの作品（下：タンブラー15,000ウォン、カップ&ソーサー40,000ウォン）も販売する。エプロンや鍋などキッチン用品も充実している。

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ノックルッ・カジロニ｜놋그릇가지런히
伝統技術を受け継ぐ、モダンな真鍮。

パリのグランメゾンからも買い付けがあるという、ハイエンドな真鍮のうつわの数々。価格は、大皿で260,000ウォン。1階のカフェでサーブされるものを実際に試しながら、決めたい。おすすめはハニージンジャーラテ（下：6,000ウォン）。

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ベア・カフェ｜Bear Café

カルチャー誌「Bear」の出版社によるカフェ、ベア・カフェ。不定期でうつわの展示、販売も行う。店頭にはうつわ特集号の「Bear」（13,000ウォン）も販売。

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※『フィガロジャポン』2018年2月号より抜粋