ジャパンビューティ、再発見! 日本育ちの素材でキレイを目指す、珠玉の国産コスメ。
Beauty 2020.10.28
フィガロジャポン12月号では、「ジャパンビューティ、再発見!」と題し、日本の天然素材や伝統的な美の知恵を生かした国産コスメを特集しています。本誌で紹介しきれなかった注目ブランドや新作コスメをさらにご紹介。今回は、日本で古くから親しまれるユズやお茶などの素材を生かした5アイテムにフォーカスします。
「食べられるバラ」から誕生した、至福のクリーム。
ローズ ラボ | ROSE LABO
大学在学中に「食べられるバラ」の存在を知り、バラ農家で修業の道を選んだローズ ラボ代表の田中綾華。もともと敏感肌の家系で、自身も家族も長年肌荒れに悩んだ経験から、この食べられるバラを使って敏感肌でも安心して使える化粧品を開発したい、という願いを抱くようになり会社を設立。こうして誕生したのが「ローズ ラボ」シリーズだ。
22歳で起業した代表の田中綾華。
自社農園がある埼玉県深谷市は平均気温が高く、花の栽培が盛んな土地。現在約1000坪の農地において、年間27万本以上のバラを収穫している。
無農薬で栽培された色とりどりの「食べられるバラ」のなかでも、独自に開発した品種が「MRL-24」。一般的なバラに比べてビタミン豊富。女性ホルモンに関与するという香気成分、ゲラニオールはダマスクローズの約2倍という、まさに美肌のために生まれた特別なバラだ。
MRL-24の品種は、花びらに美容成分を多く含有。
ローズフェイスクリーム 38g ¥4,180/ローズ ラボ
自社製品にはすべてこのMRL-24のローズウォーターやローズエキスを配合しており、新作のローズフェイスクリームには、ハチミツやハトムギ種子エキスなど20種の保湿成分をプラス。肌になじませるとスーッととろけ、まるで摘みたてのバラのようなみずみずしい香りが立ち上る。深い潤いと心地よい香りに包まれる、至福のひとときを堪能したい。
いままで嗅いだことのない優雅なバラの香り。フレッシュなのに濃厚で、幸せな気分に浸れます。しっとり洗い上がるクレンジングバームや、気分のスイッチにもなるローズマルチミストもいい。
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お茶の恵みで地肌を健やかに保つ、2 in1シャンプー。
うるおって | uruotte
日本人の髪に合うものは、日本の自然の中にこそ存在する――。そんな考えのもと、自然派ヘアケアの「うるおって」がこの秋新たに生まれ変わる。国産の植物成分を強化し、シャンプー全品とリペアミルクには、日本人に親しみ深い米由来のダメージケア成分を配合。クセやうねりをコントロールする働きを進化させた。
ブランドを象徴する2 in1シャンプー3種類には、さらにシャクヤクやシコンなど、生薬としてなじみ深いの素材を配合。なかでも無香料タイプに使われている茶の実オイルは、希少な国産在来種から得た栄養豊富なオイルだ。
茶の実オイルの生産地、佐賀県嬉野市。耕作放棄地を再生した茶畑で、無農薬、無肥料で栽培されている。
茶の実オイルは1,000粒からたった1%しか採れない希少なオイル。手摘みの茶の実をコールドプレスで圧搾し、伝統和紙で丁寧に濾している。
うるおって ナチュラルシャンプー 無香料 250ml ¥2,750(11/17発売)/クィーン
2005年のデビュー以来、定番の無香料シャンプーは、赤ちゃんにも使えるやさしい処方。茶の実オイルと宇治茶エキスが頭皮環境を健やかに整え、根本から美しい髪を育んでくれる。
そもそも2 in1シャンプーはリンス不要なため、1回の洗髪で水の使用量を1日あたり約12ℓ減らすことができるという。地球環境を見つめ、男女を問わず使える、まさにいまの時代を象徴するジャパンビューティブランド。日本を代表するデザイナー/建築家の板坂諭による、自然のうつろいを表現したボトルも美しい。
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ユズの香りに癒やされる、プチプラの名作マスク。
ルルルンオーガニック | LuLuLun ORGANIC
シートマスクのベストセラー「ルルルン」から、フランス産のラベンダーやハンガリー産のカモミールなど、各国の植物素材を厳選したオーガニックシリーズが誕生。全5種類の中で「ユズ」に用いられているのは、日本の高知県産ユズ果皮油。ユズの精油は、いま和精油として世界でも注目される存在だ。
フェイスマスク ルルルンオーガニック ユズ 30ml×5包入り ¥1,320/グライド・エンタープライズ
photos:JOHN CHAN
やわらかなシートには、肌に潤いを与えて抱え込むユズセラミドやヘチマエキスがたっぷり。ひたひたのシートを肌にのせると、ユズ果皮油の爽やかな香りに包まれて、ほっこりとした気分へと誘われる。
江戸時代から化粧水として用いられるヘチマ(右)のエキスももちろん国産。
販売元のグライド・エンタープライズは、実は2013年から日本各地の素材を取り入れた「旅するルルルン」を展開。その土地の素材を使い、その場所でしか買えないお土産マスクをとおして日本の魅力を発信している。たとえば「お伊勢ルルルン」は、伊勢神宮に縁のある榊由来の成分を配合し、収益の一部は伊勢市の伝統文化のサポートに使われるというものだ。
お伊勢ルルルン 木々の香り 7枚入り×4袋 ¥1,870/グライド・エンタープライズ
伊勢神宮に隣接する山林の榊から保湿成分を開発し、ナス、リンゴ、ニンジン、ミカンの美容成分もプラス。販売にあたって、伊勢神宮への奉納も行われた。
プチプラでありながら、日本の魅力をたっぷり味わえるシートマスク、ぜひ肌にのせて楽しんで。
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デジタルストレスに、玄米と黒豆の恵みのアイケア。
ドゥーオーガニック | do organic
国産のオーガニックスキンケアのパイオニア的存在がドゥーオーガニック。新たに加わるアイケアにも、ブランド共通成分の兵庫県丹波産の有機玄米と黒大豆の恵みがたっぷり閉じ込められている。
玄米が育つ水田には、合鴨を放鳥することで害虫を駆除したり、土壌を攪拌する、昔ながらの合鴨農法を採用。
兵庫県丹波産の川北黒大豆は、実が大きく高品質なことで知られる。
玄米と黒大豆には目元に潤いとハリをもたらしてくれる成分が含まれている。さらに、PCやスマホで酷使される目元のために、乾燥地帯で生き抜くウチワサボテンや 抗酸化作用に優れたエーデルワイスなど、厳選した植物成分を加えている。
ドゥーオーガニック コンセントレート アイ バーム 16g ¥8,800(11/25発売)/ジャパン・オーガニック
一見濃密なバームは、塗布すると体温でとろけ、薄膜でピタッと密着。夜、ほんのり漂う精油の香りでリラックスしながら、深い潤いで一晩中パックのように目元を包み込んで。翌朝には、輝きのあるハリで満たされた質感へと導いてくれるはず。マスク着用の習慣が続くいま、目元は他者の視線が集中するエリア。ダメージはその日のうちに植物の力でリカバリーして。
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海藻の乳酸菌発酵から生まれた微細な泡の石けん。
ステイト オブ ジ アート | STATE OF THE ART
著名な医家向け化粧品の開発者・渡邉禮美(ひろよし)は、長年の研究の末に、これまで難しいとされた海藻の乳酸菌による発酵技術を確立し、化粧品の原料化に世界で初めて成功。「ステイト オブ ジ アート」のスキンケアには、この「海藻乳酸菌発酵液」が惜しみなく配合されている。国産の海藻、ツノマタ、アラメ、海苔を、それぞれ異なる乳酸菌で発酵させた成分には、肌の常在菌バランスを健やかに整える働きが期待できるという。
原料のひとつである海藻のツノマタと、海藻乳酸菌発酵液。
中身はすべて同じ、透明の固形石けん。ステイト オブ ジ アート 極微細泡石けん 各100g 各¥3,080/以上SWF
極微細泡石けんは、海藻乳酸菌発酵液に加え、特許取得の独自製法が叶えるクリームのような泡が印象的だ。泡立ちは実にきめ細かく、なめらかにしっとりと肌を包み込んでいく。50㎛以下の微細な泡は、皮脂や古い角質を包み込み、こすらずに落とす働きがある。
原料となる海藻は、養殖の過程で破棄されるものや未利用の天然物を利用し、海の生態系を守るサステイナブルな成分でもある。開発元の福岡のバイオベンチャーSWFは、大学や研究機関と協力して海藻乳酸菌発酵液の活用法を追究しているそう。日本の海の恵みの、新たな可能性に期待したい。
ローズ ラボ
tel : 03-6277-8755
www.roselabo.jp
クィーン
0120-979-389(フリーダイヤル)
https://uruotte.com
グライド・エンタープライズ
0120-200-390(フリーダイヤル)
https://lululun.com
ジャパン・オーガニック
0120-15-0529(フリーダイヤル)
www.japanorganic.co.jp
SWF
0120-335-850(フリーダイヤル)
https://state-lumera.com
réalisation:NAMIKO UNO