新しい時代、自由な私になるビューティTIPS<春編> 星読みyujiに聞く「風の時代、第一回目の春の迎え方」

Beauty 2021.03.19

昨年12月のグレートコンジャンクションを経て、土の時代から風の時代へと移り変わって3カ月。変化の波にうまく乗れている人にとっても、いまだ戸惑っている人にとっても、この春はスペシャルなものとなりそう。その過ごし方の極意を、ヒーラーで星読みのyujiさんに教えてもらいました。

さらにyujiさんのアドバイスに沿って、風の時代の「自分らしさ」を開花させるためのビューティ&香りのアイテムを、メイクアップアーティストMICHIRUさんとアロマデザイナーHarunaさんがセレクトします!

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忘れられない春、始まりのシーズン

文/yuji(ヒーラー・星読み)

2021年、春分から夏至。
春分とは占星術のセオリーでいうと、太陽が牡羊座に入る刻のこと。
星の世界では牡羊座が一番を司ることから、始まりを感じさせるシーズンでもあります。
春の陽射しを待ちわびていた花たちが一斉に咲き始め、ビビッドな色味が再びこの世界を染めていく。生の躍動感、フレッシュなパワーをそこここに感じられる季節、春。

人の世界でも、この時季には入学、就学、引越し等といった大きなライフイベントが目白押しで、始まり・芽吹きのバイブレーションが否応なく高まっていく春分から夏至までの3カ月。
“春にはイベントが多い”という流れは例年のことなので、特に大きく取り上げることでもないように思われるかもしれませんが、星の羅針盤が指し示すところによると、どうやら2021年の春分〜夏至というのはきっと多くの人々にとって忘れられないような時期となりそうなのです。

2020年12月22日に風の時代へ切り替わり、私たちはいま、新時代を生きていて、その記念すべき第一回目の春なのだから、スペシャルなものであるのはある意味、必定。
毎年やってくる“お決まりの春”ではなく、各々の中に何か新しい自分が生まれてくるような、新たな芽吹き、新しい自分像、役割ができてくるような出来事・出来事がこの時期、我々を待っているような気がします。

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“ウミダシ”のタイミング

少し話は変わりますが、“開運を司る星・木星”というフレーズは、星に詳しい方もそうでない方も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
占星術の世界では、木星はときにラッキースターとも、開運、拡大の星とも言われたりもしていますが、その名「ジュピター」(ローマ神話における天空の神、ユピテルの英語読み)からも分かるとおり、大神ゼウスのエネルギーもつ天体でもあります。
欧州系の神話に詳しい方ならご存知かと思いますが、ゼウスとは意外と奔放な性格をしている神様で、また、気に入らないとすぐに雷を落としたりもする何かと極端な性格をもつお方のよう。そんな“奔放力を高める”(だから色々な物事が拡張する!)ゼウスの化身、木星が今年でいちばんフィーチャーされるのがこの2021年春。

奔放すぎる大神ゼウスの化身・木星が最も“目立つ時”などと聞くと、「きっとこの世にも何かが起こるのでは?」と感じたりするのは私だけではないはずですが、ちょうどこの木星が入室するのが土星水瓶座から見ると“ウミダシ”の部屋にあたるので、過剰な心配は無用に思います(生み出しと膿出しをかけています)。
創造の部屋に入った大神のパワーが新時代様式の物事、サービス、価値観、あり方が世に生まれ出ることを助けてくれたりもして、この時期にはきっと多くの救世主的な企業、個人、アプリ、組織等が生まれてくるはず! そしてそういった新しい世界の潮流、兆し、ニューエイジ的な希望の光は、いまの時勢を鑑みるに、世界中の人たちが待ち望んでいるもののひとつだとは言えないでしょうか。

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終わりの始まりと、始まりの始まり

ちなみに木星や土星はソーシャルプラネットと言われ、それら大きな天体が動く時は世間になんらかの変化や影響が出やすいと言われています。
木星は年に1回はその座を変える星であり、私たちは昨年末に木星移動を体験しています。
順当にいけば今年の年末にのみ、その座をシフトしていくはずなのですが、今年は少々動きがイレギュラーなので、5~7月は木星が魚座の部屋に入ることで初夏の間は一気に世界の空気感が変わっていき、少々フライング気味に2022年のものを先取りしていくような感じがしています。

では、その“プロローグ的”に今年の運気に乱入してくる22年の運気とは一体どういうものなのかというと、先ほども少し触れましたが、“生み出しと膿出し”であり、また、特に強調したいのは後者のほう、膿出し、つまり浄化であると思われます。
木星が今回入室する魚座の部屋は、混沌と癒やしと中和のエネルギーが充満し、BGMとしてレクイエムがかかっている空間であります。
魚の居場所、海。そこには塩分があり、プランクトンから大型魚までたくさんの生きものが生息し、宇宙とシンクロし満ちては引き、日々、生き物が生まれ、また、朽ちていくものをゼロに戻していく、すべてをその内に持つ場所だと言えます。
魚座の部屋は12番目と言われ、12星座の終わりの部屋。
終わりとはすなわち、新たな始まりのことだとも言えます。

上記の世界観を当てはめると、この時季にはもしかすると世界にはある一定の退廃的なムードが流れる暗示もありますが、また同時にすこぶる元気でピュアなエネルギーが各所に生じてくるような流れも見て取れます。
旧世界の終わりの始まりと、新しい世界の始まりの始まり。
デカダンスとルネサンス。
そのふたつが入り混じるのがこの2021年、春におけるこの世界の様相の特徴なのではないでしょうか。

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yuji
ヒーラー・星読み
香川県高松市生まれ。18歳でイタリアに渡り、現地大学院卒業。ミラノにてプロダクトデザイン事務所に勤めるも、ヒーラーとしての宿命に導かれ東京での活動をスタート。現在は個人鑑定、講演、執筆など幅広い分野で活動。近著に『「風の時代」に自分を最適化する方法』(講談社刊)、『星2.0』(光文社刊)がある。
Twitter:@yujiscope

次回は、MichiruさんとHarunaさんがすすめるビューティアイテムを紹介します!

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