教えて貴子先生! 美容医療を始めるには?

Beauty 2021.10.27

消えないシミ、重力に逆らえないたるみ、深くなるシワ……セルフケアは大切だけど、美容医療という選択肢もあるのを知っていれば、もっと前向きになれる。クリニックビギナーのボーテスターがいま知りたいことを、貴子先生にクエスチョン!

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アンチエイジングに必死なのはカッコ悪い。でもやっぱりシミはないほうがいいし、深いシワは気になる。たるみの予兆を感じることもある。話題の化粧品を試しても、イマイチ効果がわからない……ぐずぐず悩みを抱え続けるくらいなら、美容医療で早めに解決するほうがよっぽど健康的だ。

「クリニックは相談だけで訪れてもいいんです」と、松倉クリニック代官山の院長、貴子先生。いちばんの治療は、なんといっても専門医によるカウンセリングだ。悩んでいることが一回の施術で簡単に解消するかもしれないし、それとは違う課題が見つかるかもしれない。スキンケアはもちろん、栄養や生活習慣のアドバイスもかなりの金言。

美容医療の守備範囲は想像以上に広い。ニキビや肌荒れを治す一般的な皮膚治療から、ピーリングやシミ取りレーザー、最新マシンによるたるみ治療や針を使うフィラー注入、メスで切ったり縫ったりするものまで。メンテナンス感覚で気軽に受けられるものもあれば、痛みやダウンタイムを伴うもの、数万から数十万円のものもあり、何をどこまでやるかは自分次第。毎月通って完璧な肌をキープするマダムもいれば、年に数回、困った時に駆け込む人も。行けばなんとかしてくれる、続けなければ戻る。極めてシンプル。

「レーザーを受ければすべて解決するような魔法ではなく、効果をキープできるかはセルフケア次第。美容医療を活用しても、保湿と日焼け止めは欠かせません」(貴子先生)

玉石混交のSNSの情報に惑わされず、自分に合ったメニューを選択できれば、年齢を重ねることがもっと楽しくポジティブに!

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[ 美容医療で使われる主な施術 ]

IPL(光)
フォトフェイシャル、ライムライトなど。フラッシュランプの広い波長でシミ、くすみ、赤ら顔など色トラブルを改善。キメも整える。

レーザー
Qスイッチ、YAGなど。メラニンに反応するレーザーで目立つシミの治療に使われる。YAGを弱い出力で照射するトーニングも。

高周波
スカーレット、サーマクールなど。高周波の強い熱エネルギーで真皮を引き締める。コラーゲンを増やしタイトニング効果が長く続く。

超音波
ウルセラ、ダブロ、ハイフなど。超音波を高密度に集束させて熱で筋膜を縮める。脂肪多めなたるみをすっきり。ダウンタイムなし。

針を使うもの
コラーゲンやヒアルロン酸は凹みやシワ部分に注入。ボトックスは筋肉の動きをブロック。針で傷をつけ再生を促す水光注射なども。

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施術後はたっぷりの保湿で、肌に湿潤環境をつくること。

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念入りな保湿ケアが、施術の効果を持続させる。
左:洗顔後の肌に潤いを仕込む美容液。アクフォンス リファイニングセラム 50ml ¥13,200/スック
右:敏感に傾いた肌を睡眠中にリカバー。シトラナ シカリペア ナイトスリーピングマスク80g ¥3,850/プレミアアンチエイジング

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松倉クリニック代官山
東京都渋谷区猿楽町16-15
代官山T-SITE GARDEN 5号棟2F 
tel:03-3770-7900
診)10時~19時
休)水、日、お盆、年末年始
www.matsukura-daikanyama.tokyo
●初診料¥5,500


*「フィガロジャポン」2021年11月号より抜粋

photography: Tomoko Meguro (portrait) text: Eri Kataoka

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