ポジティブになれる、脳活性アロマの使い方。

Beauty 2022.11.09

久保直子

前回の記事では、脳を活性&刺激するアロマとして、ジンジャー、タイムチモール、シナモンの3つの香りを紹介しました。今回は具体的な使い方やブレンドポイントなどを解説していきたいと思います。

基本的にどの香りも個性が強いので、単品というよりもブレンドして使うのがおすすめ。少量でもしっかり力を感じられます。

ジンジャー|アロマバスやマッサージで温める。

お風呂、手浴、足浴などのアロマバスをはじめ、芳香浴やアロママッサージなど、いろいろな方法で使えるジンジャー。温めを重視するならば、オレンジやジュニパーなどと植物オイルに混ぜてマッサージしたり、アロマバスでお風呂に垂らしてみてください。

ブレンドのレシピは、植物オイル30ml、精油濃度1%の場合、オレンジ2滴、ジュニパー2滴、ジンジャー2滴。冷えが気になる方はお風呂の後、少し身体が濡れた状態のままでマッサージしてみてください。心も身体も温まり、活性し、エネルギーが湧いてくるはず。

221102-nokassei-aroma2-01.jpg

photo: iStock

---fadeinpager---

タイムチモール|集中力アップのアロマスプレーに。

空間に拡散する使い方がおすすめです。タイムチモールとパインを組み合わせて拡散すると、脳を刺激し、集中力を高める効果も。アロマスプレーとしてブレンドしてシュシュっと自分の周りにスプレーするのもよいです。

前回の記事で、フェノール類のタイムチモールは皮膚への使用は避ける、とお伝えしましたが、どうしてもブレンドに入れたい場合は、低濃度で短期間の使用を心がけてください。ジュニパーなどと合わせれば、刺激のある温めオイルを作ることができます。

221102-nokassei-aroma2-02.jpg

photo: iStock

---fadeinpager---

シナモン|温かみのある香りを芳香浴で。

強い甘みとスパイシーさがあるシナモンですが、同じスパイス系とも合いますし、ウッディ、シトラス、フローラル、ハーバルと、わりとどんな香りのタイプとも溶け合います。私は柑橘系とブレンドすることが多いですが、シナモンは1割程度にしておくのがおすすめ。たとえばオレンジ5滴、ローズマリー4滴、シナモン1滴など。少量で十分な存在感を発揮します。アロマポッドでの空気拡散、または上記の分量で、精製水50mlとブレンドしてアロマスプレーを作って、自分の周りにスプレーしてもよいでしょう。

221102-nokassei-aroma2-03.jpg

photo: iStock

text: Naoko Kubo

久保直子

ウェルネス&ビューティジャーナリスト/植物療法士/アロマデザイナー
AMPP(仏植物療法普及医学協会)認定メディカルフィトテラピスト、DTWフラワーエッセンスプラクティショナー、スポーツアロマテラピストの資格を所持。美容ライター時代に培った膨大な美容の知識と、植物療法をツールに、独自のウェルネス&ビューティについて発信。そのほか製品開発、アロマデザインやセミナーなど幅広く活動。
Instagram:@naonaonaozou

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest

いいモノ語り
いいモノ語り
パリシティガイド
Business with Attitude
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories