ハーブティーで、おいしくヘルシーな猛暑対策。

Beauty 2023.08.05

久保直子

身体を冷やさずに猛暑を乗り切るコツや、夏の入浴におすすめのアロマについてお伝えしてきましたが、今回は、それらと同時に取り入れたいティザンヌ(ハーブティー)を紹介します。

この時期はハーブティーを水出しして、冷やして飲むのもおすすめですよ。

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photo: shutterstock

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● ラスベリーリーフ

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ヨーロッパでは古くから安産のためのお茶として知られるラズベリーリーフ。女性ホルモンのバランスを整えるハーブで、子宮の緊張をほぐしてくれる働きがあるので、PMSなどにお悩みの方にもおすすめです。全身の粘膜を強化する作用もあり、日常的なフィトテラピーのひとつとして取り入れるのに適しています。何しろ味も飲みやすくて、冷やしてももちろんOKです。夏の間、水筒に入れて持ち歩いてもいいかもしれませんね。

飲み方>
1リットルのお水にティザンヌ大さじ3杯を入れ、弱火で沸騰させて、その後7〜10分ほど蒸らしてからお飲みください。熱がとれてから冷蔵庫で冷やしてもおいしくいただけます。

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● フェヌグリーグ

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あまり聞いたことがないかもしれませんが、南ヨーロッパや南西アジア原産のマメ科の植物で、インドではスパイスとしても活用されています。古くから世界各地で強壮などの目的で使用。病気後の回復や、神経系の衰弱、猛暑で食欲不振になっている方などにおすすめです。少し苦味がありますが、ミルクやハチミツと一緒に飲むとおいしくいただけると思います。ただし、妊娠中や授乳中、思春期のお子さんは摂取を避けてください。

飲み方>
1リットルの冷水に大さじ2杯のティザンヌを入れて弱火で沸騰させ、その後15分ほど置いてから漉します。蜂蜜などを入れる場合は、少量から混ぜてお好みで加減してください。

texte:Naoko Kubo

久保直子

ウェルネス&ビューティジャーナリスト/植物療法士/アロマデザイナー
AMPP(仏植物療法普及医学協会)認定メディカルフィトテラピスト、DTWフラワーエッセンスプラクティショナー、スポーツアロマテラピストの資格を所持。美容ライター時代に培った膨大な美容の知識と、植物療法をツールに、独自のウェルネス&ビューティについて発信。そのほか製品開発、アロマデザインやセミナーなど幅広く活動。
Instagram:@naonaonaozou

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