VIOゾーンは脱毛すべき? 医師がアドバイス。
Beauty 2025.01.12
女性ホルモン分泌の減少で変化を感じる40代の一方で、不安を覚える20代、30代も多いという「更年期」。何が起きるのか、それにどう対応すればいいのか、知識と情報をアップデート! 専門家に、気になるお悩みを聞いてみよう。
Q. VIOは脱毛すべき?
関口由紀(女性泌尿器科専門医):大賛成! 私もツルツルです。毛がないと局所のケアやコンディションの確認がしやすいし、性的な快感も高まるはず。レーザー脱毛を考えるなら白髪になる前に処理しましょう。VIOは性嗜好やファッション的要素も強い個人的なものですが、第二の顔でもあるのでボサボサはやめて。ただし介護脱毛は否定派。プロは毛の有無を気にしません。
福山千代子(産婦人科専門医):してもしなくてもいい。エチケットではないし、医学的にもどちらでも問題はありません。ただし毛量が多い場合は、IラインOラインに月経血が付着しニオイのもとになりやすいので、脱毛することで衛生的に保ちやすく生活は快適になるはず。毛を処理する場合、カミソリや毛抜きを使う自己処理は毛嚢炎や黒ずみの原因になることも。婦人科のレーザーが効率よく安全です。
福山千代子
MET BEAUTY CLINIC 院長
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医。20年以上、さまざまな世代の女性の悩みに真摯に向き合う。最新機器を導入するなど、更年期障害の治療も積極的に行う。2021年より現職。
メットビューティクリニック
東京都港区南青山5-11-9 レキシントン青山2F
0120-776-123(フリーダイヤル)
診)10:00~19:00
休)水、木、土(婦人科)
www.met-beautyclinic.jp
関口由紀
女性医療クリニックLUNAグループ 理事長
女性泌尿器科専門医。医学博士。日本性機能学会認定専門医。2005年に現クリニックを開設。中高年女性の総合的なヘルスケアを提唱し、骨盤底筋トレの重要性を説くスペシャリスト。
女性医療クリニックLUNA横浜元町
神奈川県横浜市中区元町1-32
045-662-0618(初診予約専用)
診)10:00~17:00
休)祝
https://www.luna-clinic.jp/
*「フィガロジャポン」2024年8月号より抜粋
text: Eri Kataoka