ディオール アディクト、甘いシロップの色と香りのハーモニー。

Beauty 2025.12.26

ディオール アディクトの名とアイコニックなボトルで、リップ オイルとフレグランスが同時に登場。異なる領域でメゾンの美の哲学を体現するふたりのクリエイターが、それぞれの新作に込めた想いと、共通する"アディクトの女性像"について語ってくれた。

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ピーター・フィリップス
ディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクター
ベルギー・アントワープ生まれ。グラフィックアートを学んだ後、王立芸術アカデミーでモードの世界に触れメイクアップアーティストを志す。以後20年にわたり、雑誌、広告、ランウェイだけでなく、名だたるクリエイターたちやメゾンとの仕事などで活躍。2014年より現職。

"あらゆる唇にマッチする色と質感で、甘くカラフルに"
─ Peter Philips

ディオール アディクトのリップ グロウは、つけた瞬間に唇がしっとりふっくらとして、唇本来のpHに寄り添った血色感も生まれる、ケアとメイクを兼ね備えたアイテムです。でも、もっと "いま"の気分に合う質感が欲しいと感じ、2020年にチェリーオイルを配合したリップ グロウ オイルを作りました。当時はpHでほんのり色づくジューシー フィニッシュだけでしたが、今回、よりさまざまな女性とメイクスタイルにこたえるべく、3質感14色のラインナップに仕上げました。シロップのような透明感のジューシー フィニッシュに加え、キラキラ弾けるような輝きで立体感を生むスパークリー フィニッシュ、鮮やかな発色が魅力のグレイズド フィニッシュ、3つの質感が揃うことで、世界中の女性のあらゆるシーンに寄り添います。

ディオール アディクトのリップは若い世代に人気、という印象を持たれますが、若さとは年齢ではありません。78歳になる私の母もリップ グロウ オイルの大ファンです。ほんのり色づき、ふっくら仕上がるテクスチャーで、自分の中の"少女らしさ"が蘇ると言うのです。

フランシス・クルジャンとは会うたびに刺激的で、リップと香りを同時に進めるという初のプロジェクトも本当に楽しいものでした。メイクの世界にいる私にとって、目に見えない香りでの表現というのは別世界ですが、互いにディオールらしいエレガンスと思わず"食べたくなる"甘さを、うまく表現しています。

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唇のpHレベルに反応して自分だけの血色感を叶えるテクノロジーはそのまま、チェリーオイル配合による高機能なケア処方、3質感14色(うち2色は限定色)にアップデート。上左から、微細なパールが煌めくスパークリー フィニッシュのキャンディカラーのディオール アディクト リップ グロウ オイル 077、上品なスパイシーという名の同 087、ツヤと透明感が際立つアイコニックなジューシー フィニッシュのピーチの同 041、ピンクの同 001、鮮やかな発色で彩るグレイズド フィニッシュのブラックチェリーの同 104、クールなジェリーという名の同 074 各¥4,950(すべて2026/1/1 発売)/以上パルファン・クリスチャン・ディオール

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フランシス・クルジャン
ディオール パフューム クリエイション ディレクター
フランス・パリ生まれ。ヴェルサイユの香料国際高等学院を卒業。25歳で手がけたゴルチエのル・マルがベストセラーに。2001年、オーダーメイドのフレグランスアトリエをオープンし、メゾンやアーティストとのコラボレーションを展開。09年、自身のブランドを設立。21年より現職。

"花のフルーティな側面が際立つ、甘くとろけるシロップのよう"
─ Francis Kurkdjian

2002年に誕生したディオール アディクトの最初のフレグランスは、温かみのあるバニラの香りで知られていました。今回の3つの新作は、花と果実の出合いから生まれた香りです。ピーター・フィリップスが作るリップ グロウ オイルを香りで表現したいと考えた時、メゾンの基盤である花々に果実を重ねるという発想が自然にしっくりきました。試作を重ね、最終的にローズ×ライチ、ジャスミン×ピーチ、アイリス×ラズベリーという組み合わせに辿り着きました。しっかりと花が開き、果実へと移ろう直前の最もセンシュアルな瞬間を捉えています。味覚の世界に"旨味"があるように、この3つの香りにも、そこに通じる深いセンセーションが備わっていると感じています。ムッシュ·ディオールの「伝統を敬いつつ、あえて大胆に」という精神は、まさにアディクトの創作に息づいています。花への敬意を守りながら、果実の個性を最大限まで押し広げる──そんな"気品ある反逆"こそ、今回の挑戦でした。ディオールの高い品質はそのまま、喜びと輝きに満ちた若々しい仕上がりです。

ピーターからリップ グロウ オイルについて「鏡を見なくてもはみ出さずにつけられる」という話を聞いた時、フレグランスにも同じような"気負わなさ"を持たせたいと思いました。ファッショナブルでエレガント、けれども日常に寄り添う、いわばスニーカーのような存在。軽やかに楽しんでいただけたらうれしいです。

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見た目も香りもシロップのような"おいしい"フレグランス。リップ グロウ オイルの色ともマッチ。上左から、グラース産のローズとライチにミルクジャムの組み合わせのディオール アディクト フレグランス ロージーグロウ、ディオールらしいジャスミンとピーチにハチミツとクリームの組み合わせの同 ピーチー グロウ、トスカーナのアイリスと相性のいいラズベリー、コットンキャンディの組み合わせの同 パープル グロウ 30ml 各¥9,240、50ml 各¥14,520(すべて2026/1/1発売)/以上パルファン・クリスチャン・ディオール

問い合わせ先:
パルファン・クリスチャン・ディオール
03-3239-0618
https://www.dior.com/ja_jp

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text: Izumi Fily-Oshima

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