分岐点、35歳でしておくべきこと。 女優・紫吹淳が、美のために日々実践してきたこととは。
Beauty 2018.02.17
肌のきめ細やかさが失われたり、睡眠不足で働くことができなくなったり。女の分かれ道となる35歳。そこから転げ落ちるか、さらにキレイが加速するかは自分次第。ならばお尋ねしましょう! 美しき先輩たち12人の、“35歳”にまつわるアレやコレや。女優の紫吹淳にとって、35歳でしておくべきこととは?
紫吹 淳
俳優/タレント
49歳
▼35歳で現れたエイジングサイン
宝塚を退団し、俳優へと転身した頃。特にエイジングを実感することはあまりなかったが、男役から女優へと転向したことで、女性らしい歩き方、スカートをはいた時の立ち振る舞いなどに慣れるまでに時間がかかり、筋肉の使い方も変わった。
▼35歳でやってよかったこと
皮膚科デビュー。それまではほとんど肌トラブルがなかったのに、急に肌が不安定になり、虫に刺されてアレルギー反応が現れたのをきっかけに受診。青山研美会クリニックで処方される化粧水や美容液を使い始めたら肌の調子が落ち着き、いまでも続けている。仕事ではしっかりメイクをするので、オフの日は日焼け止めのみ。どんなに疲れていてもメイクを落とさずに寝たことは人生で一度もなく、そういった日常の積み重ねも肌の老化防止に役立っていると思う。面倒なことは苦手だが、アイメイクだけはランコムの専用クレンジングでオフ。こすらずに済むし、結果的にスピーディ。俳優に転向してからは、毎日のストレッチと週2回のパーソナルトレーニングが定番に。エステはいまでもまったく行かないが、整体やマッサージは大好きで、週1回以上。肩甲骨や首回りのコリがほぐれると、肌の透明感も高まる。
▼35歳でやらなくてよかったこと
宝塚退団後に長期休暇を取ろうと考えたことがあったが、結果的に仕事を継続して正解だった(京都での3日間の断食体験で、心も身体も十分にリセットできたため)。
▼35歳でやっておけばよかったこと
結婚、出産。女ならではのことなので。
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「どんなに眠くてもコレでメイクをオフ」。ビファシル 125mℓ ¥4,860/ランコム
苦にならない日々のことを、無理せず確実に実践。
Profile
元宝塚歌劇団、月組のトップ。転向後も、年に1度は男役を演じる。舞台やドラマのほか、テレビでのバラエティ出演が話題に。
texte : KOZUE MABUNI, photos : JOHN CHAN (OBJETS)