分岐点、35歳でしておくべきこと。 メイクアップアーティスト耕万理子が考える美の秘訣は?
Beauty 2018.02.26
肌のきめ細やかさが失われたり、睡眠不足で働くことができなくなったり。女の分かれ道となる35歳。そこから転げ落ちるか、さらにキレイが加速するかは自分次第。ならばお尋ねしましょう! 美しき先輩たち12人の、“35歳”にまつわるアレやコレや。メイクアップアーティストの耕万理子にとって、35歳でしておくべきこととは?
耕 万理子
メイクアップアーティスト
43歳
▼35歳で現れたエイジングサイン
当時勤務していたコスメブランドの日本代表アーティストを務め、やりがいある仕事をしていた。同時にプレッシャーを感じることも多く、自分のための時間をうまくつくることができず、ひたすら仕事に没頭。顔や身体は乾燥する一方、頭皮はベタつき、髪のうねりやパサつきも気になるように。肌にはうっすら、シミやソバカスが出現。初めてぎっくり腰になったのもこの頃。当初はまったく運動しておらず、体内の巡りが悪すぎて足がシモヤケになった。
▼35歳でやってよかったこと
肌のエイジング対策。スキンケアのルーティンに美白を取り入れながら、クリニックで光タイトニングも開始。くすみやシワなど気になる悩みが一掃されたことに感動し、現在も1〜2カ月に1回のペースで継続。また、髪も肌と同じくらい見た目の老け感に影響するので、月1回のサロン通いに加えて、ハホニコなどのプロ仕様トリートメントを家でも行うように。しっとり重厚なツヤが出て、髪のまとまりもよくなる。腰を痛めたことで、体質改善に励み、湯船に浸かるようにしたり、鍼灸や漢方も取り入れるように。
▼35歳でやらなくてよかったこと
炭水化物抜きダイエット。体重は落ちたものの体形にあまり変化はなく、ストレスが溜まり肌も乾燥してシワっぽく。
▼35歳でやっておけばよかったこと
運動。39歳からマラソン&ジム通いを始めたが、もっと早くスタートすればよかったと思う(最終的に運動に行き着き、体力がついて疲れにくくなったので)。
施術時間は約60分。光タイトニング(リフトアップ)¥32,400 恵比寿ウエストヒルズ クリニック 東京都渋谷区西恵比寿1-4-2 川田ビル4F tel:03-5489-0333
髪の主成分を忠実に再現。「10日に1回のペースで使用」。ザ ラメラメ1(反応型トリートメント)10g×5袋 ¥2,700/ハホニコ
運動とともに磨きがかかる、肌質とボディライン。
Profile
コスメブランドのシニアアーティストとして活躍した後、2013年よりSIGNOに所属。エッジの効いた最旬メイクを提案する。
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texte : KOZUE MABUNI, photos : JOHN CHAN (OBJETS)