分岐点、35歳でしておくべきこと。 日焼けや暮らしの癖を改善して、美肌を手に入れる。
Beauty 2018.02.25
肌のきめ細やかさが失われたり、睡眠不足で働くことができなくなったり。女の分かれ道となる35歳。そこから転げ落ちるか、さらにキレイが加速するかは自分次第。ならばお尋ねしましょう! 美しき先輩たち12人の、“35歳”にまつわるアレやコレや。美容研究家の上田祥子にとって、35歳でしておくべきこととは?
上田祥子
美容研究家
45歳
▼35歳で現れたエイジングサイン
白髪がさほど珍しくなくなり、少し疲れただけで肌がくすんだり化粧のノリが悪くなったり。当時は韓国美容ブームでそれに関わるムック本の出版や雑誌での取材などで、忙しい日々を送っていた。
▼35歳でやってよかったこと
韓国取材で得た知識を生かした体質改善。当初はまだ菌活という言葉が根付いていなかったが、キムチや納豆、ヨーグルトなどの発酵食品を積極的に摂ったことで代謝が上がり、平熱が36.8℃まで上昇。便秘薬が手放せなかったほどの状態も改善され、体重の増減も少なく。高麗人参を加工した紅参と出合ってからは、体力も劇的に回復。スキンケアでは、製品選びの見直しを。話題のものを使うという受け身のスタイルではなく、肌ときちんと向き合ってその時々のコンディションに合ったものを選ぶように。
▼35歳でやらなくてよかったこと
特になし。過度な美容施術や美容医療が気になっていたことはあったが、まだ自生力が残っている年齢だったので、頼りきりにならなかったことも正解だった。
▼35歳でやっておけばよかったこと
光老化対策。仕事中は特に手薄になり、まめに日焼け止めを塗り直さなかったことは後悔の極み。特に35歳を過ぎてからの日焼けのリカバリーは難しくなるので、現在は高機能UVクリームで日々の防御を抜かりなく。また、寝る時の癖を改善しなかったせいで、右の目元に乾燥ジワが刻まれてしまったことも反省点。こちらもいまは、ヘレナ ルビンスタインなどのアイクリームで手厚いケアをしている。
納豆とキムチを合わせることで、乳酸菌が活発化。
肌のトーンを整え、くすみをカバー。プラステム UVパーフェクトブロックエッセンス SPF50+・PA+++ 50g ¥8,700/ミズオンジャパン
「透明感、ハリに期待しながら愛用中」。リプラスティ R.C. アイ ストラップ 14.88g ¥24,840/ヘレナ ルビンスタイン
うっかり日焼けや暮らしの癖を、肌に刻ませない努力を!
Profile
レポーター、美容ライターとして活躍後、渡米。その後、韓国をはじめとするアジアの美容に精通。東洋ならではの美容健康法を提案。
【関連記事】
30代からの身体のメンテナンスで、スマートボディに。
40代に向けて目指したいのは「若返り」ではない美しさ。
30代からビタミンC補給でシミやストレス、卵巣ケアを。
texte : KOZUE MABUNI, photos : JOHN CHAN (OBJETS)